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四国森林管理局

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    「ICT技術活用による山元検知実証事業」報告書について


    令和3年12月22日
    四国森林管理局


     我が国の森林は、戦後に植栽されたスギやヒノキ等の人工林が十分に成長し、その約半数が50年生を越え、木材としての本格的な利用期を迎えています。
     この森林を循環利用していくことにより、国土の保全、地球温暖化防止等、森林が有する多面的機能を確保し、林業の成長産業化と森林の適切な管理を両立していくことが課題です。
     四国森林管理局では、事業の発注を通じた施策の推進や、各地における多数の事業実績の統一的な分析を行いつつ、ICT(情報通信技術)を活用した林業の低コスト化、スマート林業の推進に向け、先駆的な技術の開発・普及の取組を進めています。
    とりわけ国産材の供給・利用量の増加への対応や、安定的供給体制の構築は必須の課題であり、限られたマンパワーの中で円滑に実施していく必要があります。
     このため、まず素材生産時における検知作業(丸太の材積を測る作業)、特に山元における検知作業の効率を実証することとし、ICT技術を活用した新たな手法、丸太検知機能を搭載したハーベスタによる計測手法、従来からの竹尺を用いた手法のデータを整理・比較し、新たな技術導入の可能性や課題等を明らかにしました。
     四国森林管理局では、この実証事業の結果が林業事業体等の皆様の参考資料として活用していただき、低コスト林業、スマート林業推進の一助となるよう期待しています。

     

    ※報告書は以下をご参照ください。

    「ICT技術活用による山元検知実証事業」報告書(PDF : 15,437KB)

    お問合せ先

    四国森林管理局 資源活用課

    ダイヤルイン:088-821-2170
    FAX番号:088-821-2180