令和6年度 第4回近畿中国森林管理局国有林材供給調整検討委員会の開催結果について
令和7年2月28日、近畿中国森林管理局において、「令和6年度第4回近畿中国森林管理局国有林材供給調整検討委員会」を開催し、全国及び当局管内の木材の需給動向について、事務局からの説明や各委員からの現況報告により、国有林材の供給調整の必要性等について検討を行いました。
検討の結果、「原木供給不足によるチップ用材の需要ひっ迫が生じているが、住宅着工は依然として低調であり、製材品の需要も芳しくないことから、直ちに国有林材による供給調整を行う局面にあるとは判断しない。国有林においては、地域における木材需要動向、民有林材の出材状況等について注視しつつ、情報収集・分析を行いながら、素材生産事業を着実に実行し、木材の安定供給に取り組むことが必要である。また、立木販売では落札率向上に向けた販売方法の工夫を引き続き行うことが望まれる。なお、木材需要動向、木材市況動向に大きく変化があった場合には、具体的な対応策を速やかに検討する必要がある。」との意見が取りまとめられました。
議事概要等
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