能代高校二ツ井キャンパス
秋田県立能代高校二ツ井キャンパスでは、世界自然遺産「白神山地」の魅力を伝えられる生徒を育成し、自然を守る気持ちを深めることを目的とした「白神プロジェクト」の一環として、9月8日に1年生と3年生併せて33名によるフィールドワークをNPO法人あきた白神の森倶楽部主催で行われました。当センターでは植樹指導及び白神山地の観察ガイド等として職員を派遣しました。植樹体験
森のサイクルや自然の大切さを学ぶため、植樹体験としてスギ人工林伐採跡地に約200本のブナの苗木を植栽しました。生徒たちは植樹方法の説明後、石や根を取り除きながら一生懸命に植栽をしました。


自然観察会
自然観察会を岳岱自然観察教育林で行い、雨を地中に浸透させて貯めこむ“水源(すいげん)涵養(かんよう)”や空気の浄化等森林の機能について学びました。生徒達は、興味津々にガイドの説明を聞き、倒れた400年ブナと新たなシンボルツリーで命のサイクルを感じながら散策していました。生徒たちにとって、「白神プロジェクト」が白神山地の魅力を感じる機会であるとともに、直接自然に触れることにより、森林や林業、ひいては環境問題について考えるひとつのきっかけになればと思いました。



お問合せ先
藤里森林生態系保全センター
ダイヤルイン:0185-79-1003