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林業専用道作設指針等の概要(講義)林業専用道作設指針等の概要について、講義が行われました。 講師の林野庁 加藤森林土木専門官
路網・作業システム検討委員会において、路網を構成する道を整理し、それぞれの役割を明確化しました。路網を「車道」と、主として林業用の機械が走行する「森林作業道」に区分し、さらに「車道」を一般の車 両の走行を予定して開設する「林道」と森林施業専用の車両の走行を予定して開設する「林業専用道」に区分し、長期間にわたり使用していくことを前提に整備していく必要があるとされました。
森林・林業再生プランに掲げた、10年後の木材自給率50%の実現に向け、充実した人工林資源の活用に当たって、森林施業に主眼を置いた路網を早急に整備していくことが課題です。そのためには、森林施業に使い勝手の良い道や簡易な構造とするなど林道開設コストの低減が必要です。
林業専用道作設指針のポイントは、(ア)地形に沿った線形とすること、(イ)土構造を基本とする、(ウ)波形勾配と横断排水による分散排水であり、これを果たすため、詳細な規格・構造等を定めています。 林業専用道の設計上の留意点は、(ア)ルートの選定、(イ)地形に追従した線形、(ウ)カーブの拡幅量に留意、(エ)土構造を原則、(オ)路面水の分散排水です。
森林施業と作業システムについて、DVDで説明がありました。
林業専用道の調査設計(演習)明日、現地実習を行う中台林道について、林業専用道として設計する場合の路線線形の検討を行いました。
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森林整備部技術普及課
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