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四国森林管理局

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    「令和6年度第2回森林・林業セミナーIn四万十(須崎地区)」を開催しました

     令和7年2月7日(金曜日)、高知県高岡郡中土佐町大野見奈路「伊勢川山国有林3239林班」及び「大野見青年の家体育館」において、「森林・林業セミナーIn四万十(以下、「セミナーという。」)」を開催しました。
    本セミナーは、市町村林務担当者向けの技術的支援を目的として、令和4年度から四万十森林管理署が管轄する11市町村を幡多地区(6市町村)、須崎地区(5市町)に分け、高知県幡多林業事務所及び須崎林業事務所と連携・協力を行いながら取り組んでいるところです。
    須崎地区では2回目となる今回のセミナーは、須崎地区森林組合による「大型ドローンによる資材運搬デモンストレーション」と四国森林管理局森林技術・支援センターによる「有害鳥獣捕獲体験」に関する現地勉強会を行い、46名(市町7名、県8名、事業体5名、局・署26名)が参加しました。
    始めに、伊勢川山国有林にて実施した、「大型ドローンによる資材運搬デモンストレーション」では、須崎地区森林組合の協力により、大型ドローンのコントローラー2つを使用し、林道で荷物をかける操縦者Aから山林の中にいる操縦者Bへ資材を運び目的地に近づくと操縦を譲り渡すといったオペレーションや荷物が着地すると同時に外れる自動フックなどのデモンストレーションを行いました。

    大型ドローン説明大型ドローン資材運搬デモ

    次に、場所を「大野見青年の家体育館」へ移動し、四国森林管理局森林技術・支援センターより、四国森林管理局が開発したシカ捕獲用囲いワナ「こじゃんと1号、2号」、ノウサギ捕獲用の箱ワナの組み立て方や各種のシカ用くくりワナの設置方法等についてそれぞれ勉強・体験を行いました。

    こじゃんと1号、2号ノウサギ捕獲用ワナ

    今回のセミナーでは、普段は見慣れない物ばかりであったため各参加者から質問や感想がたくさん出されたところです。
    当署では、市町村・県・国有林が一体となった民国連携を積極的に推進していくことで、「あってよかった国有林」と思ってもらえる事を目指していくことから、今後も引き続き、様々な形で市町村林務担当者が抱える各種課題(お困りごと)における解決策への助言や技術的支援に取り組んでまいります。

    お問合せ先

    四万十森林管理署

    ダイヤルイン:0880-34-3155
    メールアドレス:shikoku_shimanto*maff.go.jp(セキュリティ対策で@を*に置き換えています)