令和4年度第1回四国森林管理局国有林材供給調整検討委員会の開催結果について
令和4年6月22日、令和4年度第1回目の「四国森林管理局国有林材供給調整検討委員会」を開催いたしました。
委員会では、「原木供給は安定しているものの、ヒノキのウエイトが高いため特にスギ3m材を中心に品薄感がみられ、原木価格はスギ3m柱適材を中心に堅調な相場となっている。一方、製品については、高値で安定しているが、最近ではヒノキ製品の価格高止まりの影響から、より安価なスギ製品へのシフトがみられる。
今後は、輸入材との競合で国産材に一定の引き合いが引き続き見込まれる一方、建築コスト上昇により住宅着工戸数が伸び悩むのではないかとの意見もあり、先行きは読みづらい状況にある。
こういった状況を踏まえ、現時点での国有林材の供給調整を行う必要はないが、今後も市況動向等を注視しつつ需給バランスを見極めていくことが重要である。」との検討結果となりました。
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