令和6年度第1回四国森林管理局国有林材供給調整検討委員会の開催結果について
令和6年6月24日、令和6年度第1回目の「四国森林管理局国有林材供給調整検討委員会」を開催いたしました。
委員会では、「国産材製品については、円安による建築資材の高騰で建築費が上昇し、住宅着工戸数の減少が続く中、構造材を中心に動きが停滞しており、製材工場では出荷量の減少や価格の値下げなど厳しさを増している。
このような中、丸太の需要においては、スギ材は製品の荷動きを反映し引き合いが弱く価格も低迷が続き、ヒノキ材についても、柱角、土台角の構造材原木を中心に引き合いが弱くなり価格は下落となった。今後は虫害等の時期的な要因もあり、出材が不安定となることが想定されるものの、総じて民有林からの出材がほぼ例年並みで推移している状況にある。
以上のことから、今後の急激な需給の不安定化を回避・抑制するため、国有林において予防的な措置として立木販売の搬出期間の延長を行うことが望ましい。
また、今後の需要動向を見極めつつ、必要に応じ地域の実情に即した供給調整を検討していく。」との検討結果となりました。
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