愛媛森林管理署の久万林業まつりへの参加協力について

愛媛森林管理署

令和6年11月14日

 令和6年10月19日（土曜日）、20（日曜日）に「林業日本一のまち」を目指している愛媛県久万高原町において「第52回久万林業まつり」が開催され、愛媛森林管理署は、「森林・林業に関するパネル展示」と「木工体験コーナー」のブースを出展しました。

 今年は、旧久万町・面河村・美川村・柳谷村の4町村が合併し、久万高原町となって20周年の記念の年になります。本年の久万林業まつりは「合併20周年記念久万林業の新たな挑戦～」をサブタイトルに掲げ、地元の林業従事者による立っている木の伐倒エキシビションがあったり、愛媛県警察音楽隊によるコンサートあったり、大変多くの来場者を迎え、大いに盛り上がりました。

 愛媛森林管理署は、従前からまつりの実行委員会の一員として参画しており、本年においても「森林・林業に関するパネル展示」や「木工体験コーナー」を催しました。当ブースでは、2日間で約290人の方に木工体験をしていただきました。当署が準備した木工製品キットに様々な形にカットされた木片をボンドで貼り付け、装飾を施したり、久万高原町のイメージキャラクターの「ゆり坊」のイラストを描いたり、各自思い思いに木工製品の作製に取り組んでいました。特に、鉛筆立てのキットは人気で、来場された方の半分以上の方が選ばれていました。両日とも、時には順番待ちの行列ができるほど好評を博し、老若男女問わず大変多くの方々に木と触れ合っていただくことができました。

 森林は、木材を生産するだけでなく、二酸化炭素を吸収し酸素を供給したり、山地災害を防いだり、私たちの暮らしに密接に関わっています。愛媛森林管理署は、これからも木材や木工製品とのふれあいを通じて、国民のみなさまに森林・林業に対する理解を深めていただけるよう、取り組んでまいります。

愛媛署ブースの様子

来場者の作品