鬼北町奈良地区森林整備推進協定の締結について
令和6年3月29日
愛媛森林管理署
令和6年3月28日(木)、鬼北町と愛媛森林管理署は、林道や作業道等の路網を相互に利用し、鬼北町奈良地区に位置する鬼北町有林と国有林の森林整備を一体的に行うため、「鬼北町奈良地区森林共同施業団地」の設定を内容とする森林整備推進協定を締結いたしました。
これまで愛媛県南予地域には、森林共同施業団地の設定がなく、「鬼北町奈良地区森林共同施業団地」が当該地域で最初の森林共同施業団地となります。また、四国森林管理局における新規の森林共同施業団地は、平成29年3月以来、7年ぶりの設定となります。
協定調印式で挨拶する兵頭鬼北町長 |
協定を締結した藤平愛媛森林管理署長、兵頭鬼北町長、 新倉鬼北町近永地区町有林管理組合長 |
鬼北町奈良地区森林整備推進協定の内容は次のとおりです。
1 協定森林面積:204.14ヘクタール
(鬼北町有林:57.94ヘクタール、国有林:146.20ヘクタール)
2 協定締結者:兵頭鬼北町長、新倉鬼北町近永地区町有林管理組合長、藤平愛媛森林管理署長
3 協定締結によるメリット
鬼北町は、愛媛森林管理署が開設・修繕した作業道や国有林林道を活用して、鬼北町有林の森林整備を行い、木材搬出ができる。
愛媛森林管理署は、鬼北町が修繕した林道を活用して、立木販売箇所の木材搬出ができる。
鬼北町奈良地区森林整備推進協定(PDF : 745KB)
鬼北町奈良地区森林整備推進協定位置図(PDF : 1,474KB)
鬼北町奈良地区森林共同施業団地における施業のスケジュール(PDF : 88KB)
なお、「鬼北町奈良地区森林施業団地」の周辺には、個人所有の山林があり(約65ヘクタール)、森林経営管理制度に基づく意向調査の結果、所有者から経済林として経営管理する意向が示された山林は、次期協定5か年の中で、上述の国有林の作業道や林道、鬼北町林道を活用して森林整備を行う予定としております。