お知らせ
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労働基準監督署との安全パトロ-ルを実施
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令和2年12月7日、日南労働基準監督署と連携した安全指導及び請負現場への安全パトロ-ルを実施しました。
当日は、当署会議室において、職員及び関係事業体9社(27名参加)へ日南労働基準監督署清水貴宏労働基準監督官から林業・林業土木に係る宮崎県及び日南労働基準監督署管内の労働災害発生状況や災害事例を用いた類似災害防止について安全指導を受けました。引き続き、林道新設現場へ移動し上層路盤工の敷均し作業、午後は、保育間伐【活用型】現場で伐倒作業を点検し、点検結果を各請負事業体から発表していただきました。その後、清水貴宏労働基準監督官から全体講評をいただき、特に改善事項はなかったものの、引き続き労働安全衛生規則等の法令を遵守するよう要請がありました。
宮崎県においては、過去10年間で33名(全国2位)の死亡者数に上り、全産業別の死亡率件数の林業死亡災害が25.4%を占めている状況です。当署においても残念ながら2件の請負事業体の労働災害が発生していることから、発注者としてチェ-ンソ-による伐木造材、車両系木材搬出機械などに関するガイドラインや法令等について再確認し、効果的な安全指導ができるよう知識を深めることができました。また、受注者側も安全管理計画に基づいた事業の実施と現場作業員への安全教育の指導等に役立との声も聞かれました。今後も引き続き節目々に請負事業体等の安全パトロ-ルを実施し、労働災害防止に向けた取り組みを根気強く実施していくこととしています。
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九州最大の風力発電所 串間市で竣工式
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串間ウインドヒル株式会社(代表取締役社長水町豊)が、2016年9月から建設を進めていた串間風力発電所の竣工式が2020年11月18日に、市長、議員、地元及び当署署長等の関係者47名参加により開催されました。
当発電所は、2012年に黒仁田国有林2067林班外南北約5kmに風力発電施設23基(国有林7基)計画の相談が当署にあり、連絡道の整備や、貸付を行い、7年かけて準備してきました。
開所式では、神官による祝詞(のりと)のあと、参列した全員で今後の繁栄と安全を祈願しました。
当施設の総出力は6万4800kW年間で1億3700万kW(一般家庭の4万6千世帯分)の電力を補え、九州最大の風力発電所となっています。
風車は、高さ136.5mで、1基あたりの出力は2850kW24時間自動運転で、風速3メートル以上になると発電を開始し、年間約5万トンの二酸化炭素(CO2)削減効果が見込めるとしています。
全量を九州電力送配電に売電し、年間約30億円の売り上げが見込まれます。
国有林としても、再生可能エネルギーの活用の場として貸付を行うことなど、地域の要望に応えられるよう適切な対応に努めて参ります。
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青空の中で県民ボランティアに参加
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11月21日(土曜日)に南那珂農林振興局主催による、令和2年度南那珂地域「水と緑の森林づくり」県民ボランティアの集いin日南が、日南市(猪崎鼻園地)で開催され、124名が参加しました。
当日は天候に恵まれ、青晴天で井上隆裕署長を始め当署職員4名がスタッフとして参加しました。式典では、主催者、宮崎県議会議員、日南市副市長の挨拶等のあと、地元の緑の少年団(北郷小学校4年生2名)による森林づくり宣言を受け、その後来賓者による記念植樹も行われました。森林づくり活動は、参加者全員が3箇所にわかれて草刈作業を行い、青空の中でいい汗を流し、県民ボランティアの集いを終了しました。
なお、家族の参加も多く、県民の森林づくりに対する関心の高まりが感じられる集いとなりました。
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今年度2回目の早生樹 (センダン)の芽かきを実施
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早期の生育が期待される「早生樹」の育成に関心が高まっている中、皆伐跡地の林縁に20本植栽し育成しているセンダンの芽かきを5月に実施しましたが、猛暑の夏も終わり生長が一段落したので、10月15日に今年度2回目の芽かき作業をOJTも兼ね職員6名で実施しました。
お互い密にならないようにしながら、直材にするにはどう仕立てていった方がいいか、芽かきをする上でどの芽を残すか各自大変悩みながらの作業を行い、枝の切口には塗布する殺菌剤(トップジンMペースト)が手に付かないよう注意しながら、添付作業を行いました。
植栽してから1年半経過しましたが、中には植栽時より2.24メートルも延び樹高3メートル40センチに生長しているセンダンもあり、職員が手をかけて育成しているセンダンの今後の成長に期待しているところであります。
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森林詳細調査で学ぶ!第2弾
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宮崎南部森林管理署では、令和2年10月6日~7日に新村保護林の設定に向け、森林基礎調査業務委託者(九州自然環境研究所)が調査を行っている森林詳細調査に、局計画課3名、保護林委員会委員である岩本名誉教授(宮崎大学)と当署職員8名が同行し実施しました。
初日は現地に向かう道中で、テンなどの野生動物の痕跡を発見し、アオキに残されていた食痕は宮崎県南には生息していないとされていたニホンジカによる物だと聞かされました。
現地の森林調査では、九州自然環境研究所の方や、岩本名誉教授に樹木や下層植生の名称の特徴を教えて頂き、2日目は参加者全員で川を渡り、急傾斜の林地を登り2時間半ほどかけて調査ポイントへ向かいました。
道中では初日と同じく樹木や下層植生の名称や特徴を教えていただきながら実施でき、調査地への道のりが長かったので、多くの樹木や下層植生を見て知ることができ、幅広い知識を身につけることができました。
草本類の調査の様子 プロット設定の様子
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心の健康づくり講習会を開催
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令和2年10月22日、当署の健康安全管理計画書に基づき心の健康づくり講習会を開催しました。
講習では、まず、ストレスチェック結果を活用した場合と活用しなかった場合を比較し、制度の活用の活かし方とセルフケアの方法を考えることについてDVDを視聴しました。この中では、ストレスチェックを活用しストレス状態を把握することの重要性やセルフケアによるストレス解消法について学びました。その後、松永次長から人事院の冊子「国家公務員とメンタルヘルス」により、趣味などによる自分に合ったストレス解消法を身につけることや困難な問題に直面したときの適切なストレス対処行動などのストレスコントロ-ルについて講話がありました。
当署においても職員数の減少や業務量の増加も一部ありますが、職場のコミュニケ-ションを更に良くし相談しやすい雰囲気づくりに心がけるとともに、ストレスによる心と身体の様々な反応もあることが分かったことから、気付きやすい兆候を見逃すことなく、心の病気を発症させない明るく風通しの良い職場環境づくりに引き続き努めていきたいと思います。
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「未来のリーダーが学ぶ」~みやざき林業大学校が研修を実施~
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みやざき林業大学校(長期課程)は、県南の林業研修として令和2年9月23日~25日にかけてサテライト研修「県南の林業」を実施し、23日に当署の三ッ岩オビスギ遺伝資源希少個体群保護林と林分密度試験林の見学研修を行いました。
当日は、林業大学校研修生20名、研修指導員6名、職員2名計28名と、南那珂農林振興局から菓子野南那珂農林振興局長、山村林務課長、高島副主幹、当署から3名合計34名で実施しました。
三ッ岩オビスギ遺伝資源希少個体群保護林では、当署の寺田森林技術指導官から概要説明等を受けた後、巨木の林内を散策しながら、オビスギの特徴等を説明しました。
その後、近年なにかと話題になっている林分密度試験林(通称:木のミステリーサークル)に移動し、設定目的、設定方法等について説明を受けた後、円形試験地の中心地で上空の空間の様子や、植栽密度による径級の違いや下層植生状況を見学し、植栽の適正本数などについて質問があり、関心の高さが伺われましたした。
みやざき林業大学校は、全国有数の林業県である宮崎県の将来を担い、未来のリーダーとなる人材育成を目的として、森林・林業の基礎から実践的な知識・技術を習得することから、今後期待されるところです。
みやざきの森林が、「新たな林業の担い手」として若い力を待ます。
(三ツ岩保護林の説明を受ける様子) (ミステリーサークル見学の様子)
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森林浴でウォーキングとドローンによるバーチャルを体験!
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桜ヶ丘小学校放課後児童クラブ主催によるオビスギミステリーサークル森林浴ウォーキング体験が8月17日に開催されました。
参加者は小学生1年生から4年生までの22名と先生及び保護者・北郷森林ガイドいつつの木(ガイド・指導員・ボランティア)・ドローン飛行説明者・当署6名の併せて45名が参加しました。
猛暑の中ではありましたが、林分密度試験林入口下の駐車場から林分密度試験林入口駐車場まで子供たちは、木陰の林道を森林浴しながらガイドさん等から、植物の名前等の説明を聞きながら歩き、林分密度試験林の入口駐車場で子供たちは、当署の寺田森林技術指導官から林分密度試験林の説明を聞いた後、ミステリーサークルの中心地までウォーキングを行いました。その後、林道まで下山し、ドローンインストラクターの水口氏からドローンによるバーチャル体験(VR体験)も開催され、子供たちは上空から見る大きな二つのミステリーサークルに歓声を上げていました。
また、NHKほか報道関係者も取材に来られ、夕方のニュース番組等の中で紹介されました。
(林分密度試験林の説明の様子) (ドロ-ンによるバ-チャル体験の様子)
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「シカ痕跡の広域多点調査の勉強会」受講者による伝達会議を実施
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令和2年8月4日熊本署管内で実施された、針葉樹人工林におけるシカ痕跡の広域多点調査の勉強会に基づき、当署では8月24日開催された出署日に併せて、全森林官等へ勉会の伝達会議を行いました。森林官の中には今までにシカが生息していた署に勤務していない森林官もいましたが、ほとんどの森林官・地域技術官は経験があり、伝達を行う上でスムーズに伝達がえることが出来ました。
当署ではシカが今までいないとされていましたが、昨年度は自動カメラにシカが撮影されたり、民地では日南市・串間市でシカが捕獲されるなど県・市・署は危機感を持ち、現在現状把握と被害防止に向けて取り組みを進めいるところです。
今回の会議では、局指示による第一次締め切りの9月末に向け、全員で取り組むことを確認し、伝達会議を終了しました。
(伝達会議の様子)
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県南地域はシカはいらない
”11名が有害鳥獣捕獲研修を受講”
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宮崎県南部に位置する当署は、シカが生息していない地域と言われていましたが、3年前に日南市でシカの目撃情報が寄せられており、近年では国有林内の自動カメラにシカが撮影されたり、日南市・串間市でシカが捕獲されるなど県南地域へシカの侵入が確認されています。
こうした中、県南地域では6月に南那珂地区シカ進入対策連絡会議も開催され、情報共有や合意形成等を図りながら、捕獲等の対策を講じる事でシカ被害を未然に防止することとしています。
その対策の一つとして、当署では職員が有害鳥獣捕獲に従事できるよう毎年研修会を計画しており、7月28日に今年度も鳥獣保護管理法等の関係する法律等を内容とする有害鳥獣捕獲研修を森林官・森林技術員などベテランから新規採用者まで幅広い層の職員11名が寺田森林技術指導官の講義を熱心に受講しました。
今後、管内の造林地等にシカによる森林被害が発生した場合は、速やかに効率的な罠の設置等の被害防止対策に取り組んでいきます。
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新たな保護林設定に向け森林基礎調査始まる!
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宮崎南部森林管理署では2箇所目となる保護林設定に向け、森林基礎調査業務委託者(九州自然環境研究所)が7月27日から自動撮影カメラとコウモリトラップの設置を実施しました。
初日の現地はあいにくの雨模様でしたが、九州森林管理局計画課4名、当署4名が同行しカッパを着込み天然林へ入り込みました。
今回11箇所に自動カメラ等を設置する予定で、当日は1箇所の設置となりましたが、自動カメラ・コウモリトラップの設置方法やなぜコウモリ観察が大切か等の説明を聞くことにより、大変勉強になった同行でありました。
九州自然環境研究所は3日間程度で全てのトラップ等の設置を終了する予定であり、当署では自動カメラにシカが撮影された場合と糞の確認があった場合は、情報の提供をお願いし、ニホンジカの生息状況を把握することにしています。
(作業についての説明を受ける様子) (樹洞に向けて自動撮影カメラを設置)
(コウモリトラップを設置)
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安全運転講習会へ参加
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7月20日、日南自動車学校において、安全運転講習会が開催されました。
この講習会は、日南地区安全運転管理者等協議会が主催するもので当署から次長が参加しました。
講習会では、日南警察署交通課長から県内及び日南警察署管内の交通事故の状況について説明の後、図形や数字などを用いた適性検査が行われ、予想以上の厳しい診断結果に自分の運転適性について、知ることができました。
続いて、自動車教習場のコ-スにおいて、運転実技が行われ、車庫入れやクランク走行など数十年ぶりに体験し緊張感を持った運転となりました。
実際に教習を受けると、左折時に大回りをしていることや、方向指示器を出すタイミングなど安全運転のための操作や動作の低下を認識させられ、改めて交通事故・違反を起こさないため、初心に戻った安全運転に心がけることの大切さを痛感させられるものでした。
運転実技の模様
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交通法令講習会を開催
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7月3日、当署会議室において、日南警察署から榎木田警部補を講師に招き、交通法令講習を行っていただききました。
この講習は、当署の「健康安全管理計画書」に基づくもので当日行った安全衛生大会の中で実施し、署内職員32名が参加しました。
講習では、昨年12月に道路交通法が改正された、運転中の携帯電話等の注視、いわゆる「ながら運転」の罰則強化や「あおり運転」と解される危険行為には、どんな行為が該当するかなど詳細に講話をいただきました。また、「交通安全小テスト」を用いての日南市内における交通事故の発生状況などの講話をいただき、改正された道路交通法などを学びました。
この講習を契機に、職員一丸となって、飲酒運転の根絶はもとより、絶対に事故・違反を起こさないよう、引き続き交通安全の確保に取り組んで行きたいと考えています。
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下刈削減の低コスト試験地設定に協力
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5月28日に、森林総合研究所九州支所森林生態系研究グループ主任研究員山川博美氏の低コスト試験に賛同し、森林総研1名、当署職員4名で管内国有林のスギ造林地内に森林総合研究所九州支所が行う下刈省略試験地を設定しました。
この試験地設定は、森林総研が下刈回数削減の試験研究のひとつとして、植栽木の樹高を基準とした下刈終了基準策定の研究であります。
現在、当署の造林地はニホンジカ被害を受けていないことで試験地として適地であることから、当署のスギ造林地を試験地として提供したところであり、この試験地は当署以外の署にも設置されています。
当日は天候に恵まれて暑い日でしたが、区域(10m×10m)の四隅に穴を掘り、大型L杭を設置し、トラロープで囲い経常下刈時に間違って折損しないよう目立つように設置しました。
今回試験地として当署では3箇所設定しましたが、下刈終了箇所(当署は基本的に下刈は4回)で6月中に新たに2箇所を追加し、併せて5箇所の試験地を設定する予定です。
今回の試験地設定で成果が出るよう期待し、当署として今後とも各研究機関等に対し国有林を積極的に利用して頂くよう協力していきたいと思います。
試験地設定作業の様子 |
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シカの侵入に強い危機感
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宮崎県南地域では今までニホンジカ(以下シカという。)は生息していないとされていましたが、近年目撃情報が寄せられ、昨年度は串間市等でシカが捕獲されたことから、令和2年6月17日に日南市で南那珂農林振興局主催の令和2年度南那珂地区シカ進入対策連絡会議が初めて開催されました。
会議には、宮崎県森林環境部自然環境課、南那珂農林振興局、日南市、串間市、南那珂森林組合、日南市有害鳥獣対策協議会、串間市有害鳥獣対策協議会、日南地区猟友会、串間市猟友会、鳥獣保護管理員19名が参集しシカ進入対策について協議しました。
会議では、県内のシカによる被害状況、被害に対する対策状況、県の取組、県南地域へのシカ進入防止対策協議会の取組、その他関係機関の取組状況等が報告され、当署からは令和元年度の自動カメラによるシカ撮影や、樹木被害状況等を報告し、今後の課題及び取組として、シカの目撃情報の収集及び情報共有の強化、県の「ニホンジカ目撃等アンケート」の提供要請等を行いながら、県南地域のシカ目撃箇所、捕獲箇所の情報マップを作成していく事を確認しました。
また、県南地域の農林作物、飫肥林業を守るため、昨年日南市・串間市と締結したシカ有害鳥獣対策協議会に貸し出しているくくり罠を積極的に活用して頂くことの要請を行いました。
さらに、今まで有害鳥獣駆除対象にシカが一部地域しか入っていなかったことから、シカが罠にかかっていても放す事案が発生した状況を踏まえ、被害が現に生じている場合ではなく、そのおそれがある場合についても許可の基準となっているので、今後は有害鳥獣駆除対象にシカを追加していく事も確認しました。
なお、当日の夕方にはMRTテレビのニユースNextで、「県南地域にシカ出現」と題して放送があり、シカに対する関心が高まっていることを受けて、宮崎県・日南市・串間市・有害鳥獣対策協議会・関係機関等と連携してシカ進入対策に努めていきます。
自動カメラによる撮影 |
会議の様子 |
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早生樹 (センダン)の芽かきを実施
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近年、再造林の増加等に伴い低コスト造林を目的に、早期の生育が期待される「早生樹」の育成に関心が高まっています。
こうした中、センダンはケヤキやキリの代替材として、家具材や合板等の利用が期待されています。
当署では、平成31年3月に皆伐跡地の林縁にセンダンを20本植栽し育成しているところであり、今回OJTも兼ね職員でセンダンの芽かきを5月22日に実施しました。
今なぜ早生樹が注目されているのか、なぜセンダンなのか、芽かきの意味や方法等の説明を受けたあと、コロナの関係もあり、お互い密にならないようにしながらセンダンの芽かきを各自行いました。
研修生からは、芽かきをする上でどの芽を残すか大変悩んだ事や、直材に仕立てていく事が理解出来たという感想があり、今後センダンの仕立て方の工夫や手をかけたセンダンの生長が楽しみとなっています。
(芽かきの様子) |
(生長量調査の様子) |
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新規採用者が刃物研ぎに挑戦しました
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令和2年5月26日、新規採用者への安全対策研修を若手職員のOJTを兼ねて現場において実施しました。
まず、次長から服装・装備の点検、単独行動の排除、山の歩き方等について説明がありました。その後、小城森林技術員の指導の下、刃物の研ぎ方について説明を受け、実際に腰なた研ぎに挑戦しました。切れ味が悪い新品の腰なたなどは、災害発生のリスクが高いことから、念入りに中砥で研いでいました。研修生からは、「刃先の角度を一定に保つことが難しい」、「柄を持つ手が利き手以外で研ぐときが難しい」、「刃渡り先端を研ぐ時が難しい」など悪戦苦闘する中、とりあえず刃先がピカピカに光っていました。引き続き林内に移動し、刃物の取り扱いの基本動作を指導した後、雑灌木、つるの切断や杭作りに挑戦し、研いだ腰なたの切れ味を試していました。
最後に研修生からは、「思った以上に切れなかった」などの感想はありましたが、「安全は何よりも重要であり、これからも安全第一で業務に当たり、何事にも挑戦・実践できる職員にないりたい」と心強い感想を受け、現場第一戦で活躍できることを期待し研修を無事終えました。
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地域住民と不法投棄物監視パトロールを実施
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2月19日(水曜日)に日南市北郷町の北郷まちづくり協議会主催による不法投棄物監視パトロールを実施しました。参加者は、地元自治会、日南市、当署職員19名で日南市北郷町の国有林林道及び市道の総延長50kmを実施しました。
同協議会では、例年この時期に不法投棄防止の啓発活動を行っており、今年もテレビ7台、冷蔵庫6台、パソコン1台など4トントラック1台、軽トラック3台分のゴミを回収しました。
今後も地域の皆さんと協力して国有林を含めた地域の美化活動に取り組んで行きます。
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日南市森林整備計画支援会議を開催
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令和2年2月17日に当署会議室において九州森林管理局からケーススタディキャラバンを招き、日南市森林整備計画樹立に向けた支援会議を開催しました。この支援会議には、局、当署、南那珂農林振興局、日南市、南那珂森林組合から14名が参集しました。
会議は、桑原英隆技術普及課長から今年度に九州森林管理局として市町村の林務担当者への勉強会など開催し森林経営管理制度への支援活動の取組を行っていることなどの挨拶のあと、福山拓也企画官から九州森林管理局の重点取組の説明、郷原寛美森林技術指導官からケーススタディ地区(日南市)のこれまでの取組状況等の報告を行った後、意見交換を行いました。
意見交換では、シカ対策、主伐・再造林の一貫作業、担い手不足問題、木材の海外輸出の現状など日南地区の問題点について活発な議論が行われました。
特に、日南市から民有林の再造林を推進するために1ha当たり5万円を支援していることや、南那珂森林組合で、下刈り時期に石垣市の八重山森林組合との協定により労働者の受け入れを行っていることなど新しい取組などの紹介があり活発な意見が交換されました。
当署は、本日の支援会議での議論を踏まえて今後とも日南市の森林整備計画の樹立への支援及び計画の実現に向けて支援活動を強化していきます。
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日南市林野火災の防火パレードに参加
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日南市林野火災防止対策協議会の主催による防火パレードが1月28日にあり、協議会のメンバーである日南市消防本部、日南市、日南警察署、南那珂農林振興局、南那珂森林組合、当署から職員が参加しました。空気が乾燥し林野火災の発生しやすい時期を迎えるに当たり、より一層の火災予防の周知徹底を期するため市内を3班(海岸方面、北郷方面、南郷方面)に分けて市民のみなさんに注意を呼びかけました。
当署においても、国有林野事業実施中における失火や一般入山者によるたばこの不始末等による火災を防止するため監視を継続していくことにしています。
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センダンの育成方法を学ぶ
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1月23日、当署職員の資質の向上を図るため熊本県上益城郡甲佐町にある熊本県の舞の原試験展示園を訪問し早生樹センダンの育成方法を学習しました。
当署においても昨年3月に三ッ岩オビスギ遺伝資源希少個体群保護林の近くにセンダンの展示林を設置し、管内の森林所有者へその育成方法等の普及に努めているところですが、普及するに当たり疑問に思っていることを解消するために熊本県林業研究・研修センターの横尾謙一郎育林環境部長からセンダンの試験を行った経緯、優良系統選抜方法、芽かきの方法、病虫獣害、家具材としての需要などについて説明を受けました。
職員から(ア)頂芽が成長しない場合、最上部の側芽を活かすことになるが曲がりの程度、(イ)台風による強風の影響、(ウ)優良苗木の選定方法、(エ)連作障害、(オ)種の採取場所等の質問が出されました。
この学習会を通じて、改めて早生樹の成長の早さ及び家具材としての需要の高さを感じました。
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三ツ岩オビスギ保護林を職員実行で成長量調査
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12月12,13日に遺伝資源希少個体群保護林に指定されている三ツ岩オビスギ保護林において職員により成長量調査を行いました。
この三ツ岩オビスギ保護林は、明治11年に直挿しの方法で植林された飫肥林業を代表する造林地であり、昭和16年に学術参考保護林の指定を受け、平成30年度から現在の名称に変更されています。
造林地の面積約5㏊、平均直径80cm、平均樹高30mの巨木が約1,150本生育しており、平成27年度には一般社団法人日本森林学会が選定事業を行っている「林業遺産」に「飫肥林業を代表する弁甲材生産の歴史」として九州で初めて選定されています。
今年は、署内職員12名で直径巻尺による胸高直径の測定やマジックでの品種名や番号の墨入れ作業を行いました。
参加者は「一本一本の大きさに迫力がある」、「5年毎の調査を継続してきたことに歴史の重さを感じる」などと感想を述べていました。
当署ではこの貴重なデータを大学や各種研究機関と情報の共有を図って、飫肥林業の発展に寄与していきます。
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飲酒運転根絶の街頭キャンペーンに参加
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日南警察署、日南地区交通安全協会、日南地区安全運転者等協議会の主催による飲酒運転根絶強化月間(12月)に伴う街頭キャンペーンが12月11日に日南市油津yottenなどであり、当署からも職員が参加しました。啓発チラシ等を配布し、市民のみなさんに注意を呼びかけました。
九州森林管理局においても12月を「飲酒運転撲滅及びコンプライアンス確保推進月間」に設定していることから、署内においても啓発ポスターの掲示及びのぼり旗を掲揚するとともに12月から罰則が強化された「運転中のスマホ等の利用」について宮崎県警察本部がホームページで公開している広報資料で注意を呼びかけました。
当署の12月の安全標語である「飲酒運転 職場・家庭から 出さない 出させない 許さない」を遵守するように取り組んでいきたいと考えています。
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日南市立吾田中1年生が飫肥杉を学ぶ
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11月28日、日南市立吾田中学校の1年生5名が当署を訪れ、飫肥杉について学習しました。この訪問は、社会的学習活動の一環で飫肥地域を生徒が回り学習するもので吾田中学校から当署が依頼を受けて実施しました。
当日は、野邊忠司次長が飫肥杉の特徴、飫肥林業を代表する弁甲材生産の歴史で林業遺産に認定・登録されている「三ッ岩オビスギ遺伝資源希少個体群保護林」及び近年、話題になっている「林分密度試験林(通称:木のミステリーサークル)」等を紹介しました。
生徒達は、このような貴重な資源が地元にあることを驚いていました。後日、家族で訪問したいとの声が上がっていました。
当署としては、地域の人達に森林・林業へご理解・ご協力をいただくため、今後ともこのような活動へ積極的に協力していきたいと考えています。
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生産・造林の安全等の勉強会を実施
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11月18日、当署会議室において、安全等の勉強会を生産・造林の請負事業体9社、署担当者の総勢27名が参加し実施しました。
この勉強会は、九州森林管理局管内で災害が多発していること及び林業・木材製造業労働災害防止協会宮崎県支部から「林業死亡労働災害多発警報」が発令されたことにより、これ以上労働災害が発生することがないよう今年度、九州森林管理局管内で発生した請負事業体及び立木販売における災害発生の概要、宮崎県内で発生した林業労働災害の概要等について安全講義を行いました。
また、当署で実施している発注者綱紀保持対策の取り組みについて説明を行い、請負事業体に理解と協力をお願いしました。
参加した請負事業体からは、本日の安全等の勉強会で学んだことを現場従業員まで共有しこれ以上労働災害が発生しないよう取り組んでいきたいとの声が寄せられました。
また、定期的に安全等の勉強会を開催して欲しいとの声が寄せられました。
当署では、今後とも請負事業体との安全等の勉強会を実施することにより、類似災害等の未然防止に努めていく考えです。
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潟上小学校5年生が猪八重渓谷を散策
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11月8日、日南市立潟上小学校の5年生12名を対象に「森林セラピー基地」及び「日本の貴重なコケの森」等に認定されている猪八重渓谷において、森林環境教育を行いました。
この森林環境教育は、猪八重渓谷の自然散策を通じて、森林の大切さやそれを守る人々の活動の素晴らしさを実感し郷土の理解を深めるとともに郷土への愛情を育てることを目的にしています。
当日は、郷原寛美森林技術指導官による紙芝居「森林からのおくりもの」を鑑賞したあと、NPO法人「ごんはる」の谷口由利子さんの案内で猪八重渓谷を約4km散策しました。猪八重渓谷では、コケの観察スポットでシラガゴケやヒツジゴケなどを手で触り、コケの柔らかい感触を確かめました。また、渓谷の河原では小石についている貝の化石を発見し感動の声を上げていました。
渓谷の散策を終えた生徒からは、「また家族とやってきたい。」、「体のリフレッシュができて楽しかった。」、「森を守る仕事を頑張ってください。」などの言葉が聞かれ、自然への関心が高まったように感じました。
当署は、森林・林業への理解促進や担い手育成のため、今後とも森林環境教育を積極的に推進していきます。
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イロハモミジの見頃時期について
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日南市北郷町槻の河内の板谷国有林にあるイロハモミジが来週後半から再来週前半にかけて見頃になる予定です。今年は、冷え込みが遅かったせいか例年に比べて紅葉が遅れていましたが、ようやく色づいてきました。11月1日時点で全体の約3割が紅葉しています。
日南市北郷町より都城方面へ県道33号線を走ると左手に広渡ダムがあり、広渡ダムを過ぎ、少し走るとダム湖の対岸へ渡る橋がありますので、左折して下さい。橋を渡ると案内看板がありますので、看板に従って進むと最初の案内看板から約5kmで目的地に到着します。
道が狭くなっていますので、お車の運転には十分お気をつけてイロハモミジの紅葉をご覧ください。
樹種名:イロハモミジ、推定樹齢:200年、樹高:20m、幹周り:2.4m
Googleマップの検索ボックスに下記の位置情報を入れて頂くと地図がご覧になれます。
31°41'26.1"N 131°14'26.7"E
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森林・林業の技術交流発表大会で優秀賞を受賞
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10月29日~10月30日にかけて「令和元年度森林・林業の技術交流発表大会」が熊本県民交流館パレアで開催されました。当署から「猪八重渓谷」のブラッシュアップによる地域創生~NPO法人と協働による取り組み~について、郷原森林技術指導官・古川地域技術官が「NPO法人ごんはる」の谷口由利子さんと共同で発表を行いました。
一般の部の27課題(森林管理署等18課題、(国研)九州整備局1課題、各県等8課題)の中で8課題が優秀賞等を受賞しましたが、当署の発表も森林ふれあい部門で優秀賞を受賞しました。当署が「NPO法人ごんはる」等と猪八重渓谷をフィールドとして行っている様々な取り組みが評価されたものと考えております。
この表彰を契機に、今後とも猪八重渓谷を一人でも多くの方に知ってもらい、地域の活性化につながるように取り組んでいきたいと考えております。
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交通安全優良事業所の表彰状を授与
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10月17日、日南警察署講堂において、日南警察署長及び日南地区安全運転管理者等協議会から「交通安全優良事業所」として当署が表彰を受けました。
当署では毎年、日南警察署に講師を依頼し交通法令講習会の実施、免許を取得して日が浅い職員等に対して日南地区安全運転管理者等協議会主催による安全運転講習会への参加及び署の安全運転管理者を安全運転管理者講習会に参加させるなど様々な安全運転への取り組みを行っています。
この表彰を契機に、今後とも当署の無事故・無違反に繋がるよう取り組んでいきたいと考えています。
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熊本林業土木協会宮崎支部が安全パトロール実施
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9月10日、串間市の広野2039林道新設工事現場において(一社)熊本林業土木協会宮崎支部(永野建設(株)・(有)髙橋建設・大平開発(株))主催による安全パトロールが開催されました。
当パトロールには日南労働基準監督署の労働基準監督官も参加し、通勤路、施工現場、現場事務所等のチェックが行われました。
現場パトロールの後は宮崎南部森林管理署に会場を移し、パトロール結果講評、意見交換会を行い、その後労働基準監督官から建設業・林業における労働災害の推移や各種法令改正等の説明があり、非常に有意義な安全パトロールとなりました。
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みやざき林業大学校の学生が飫肥林業を学ぶ
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9月25日、みやざき林業大学校の学生21名が当署を訪れ飫肥林業について学習しました。
みやざき林業大学校は、今年4月に宮崎県美郷町で開校し、1年間の研修の中で「即戦力となって活躍する未来のリーダー」を育成することを目的とし、林業の基礎知識を学ぶ一方、林業に必要な各種資格取得及び実習による測量・森林調査等の技術習得を目指しています。
今回は、宮崎県南部の林業を学ぶため来署し、当署野邊忠司次長等が三ッ岩オビスギ保護林、早生樹であるセンダンの試験地等の現地案内を行い飫肥林業の歴史や、新たな取組についての説明を行いました。
また、飫肥林業の歴史を(株)川越本店の川越耐介氏が弁甲材の歴史、飫肥林業の隆盛と衰退、今後の林業発展のポイントなどについて講義しました。
講義を受講した学生たちは、研修終了後は、森林組合、民間林業事業体、自営(林業経営)、製材工場等へと就業し、林業県みやざきの未来を支える人材になることが期待されています。
当署は、今後とも国有林のフィールドの提供を通して、宮崎県と連携を図り、人材育成に協力していきます。
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地拵え・下刈機械の実演会を開催
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令和元年9月20日に当署小八重国有林100林班で地拵え・下刈機械の実演会が開催されました。
この実演会は、南那珂森林組合が主催し、福岡県の機械メーカーが開発した造林作業機のデモンストレーションを行ったものです。
会場には林野庁の担当官や宮崎県、鹿児島県内の林業関係者約120人が参集し、小雨の中、熱心に見学していました。
今回実演を行った機械の特徴は、乗用タイプの下刈作業機と根株の破砕装置をセットにしたものであり、今後の地拵え・下刈作業の労働過重の軽減が期待されるところです。
参加者からは、メーカー希望価格1,400万円にどよめきを上げる一方「破砕機の刃の値段、耐用年数はどのくらいか」、「どのくらいの傾斜まで作業が可能か」などの質問があり、下刈作業の省力化に苦心され、改善策を模索している参加者の様子が手に取るように分かった実演会でした。
当署は今後とも、生産部門に比べて遅れている造林部門の機械化が進み、若者たちが少しでも快適に作業できる環境創りに民・国連携した取組みを推進していきます。
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日南市でシカ被害対策協定を締結
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令和元年8月27日に日南市でシカ被害対策協定を締結しました。
協定の調印式には、当署長、日南市長及び日南市有害鳥獣対策協議会長の三者が出席し、日南市の国有林及びその周辺の民有地のシカ被害対策推進のために協力体制を構築することにより、農林業被害及び生態系被害の防止を促進することを目的とした「シカ被害対策協定書」に調印しました。
当署管内では串間市に続いての協定となり、管内全域で自治体と有害鳥獣対策協議会の皆さんと協力する体制ができました。
また、協定書の調印式の後、笠松式くくりわな30基を森林管理署から対策協議会へ貸与しました。
調印式では、井上隆裕署長が協定に関する経過説明やシカは繁殖力が旺盛で5年で2倍になることなどの紹介がありました。
調印後、﨑田恭平日南市長から3者が協力して被害防止対策を実施することを期待するなどのコメントや、倉岡正富会長から、数日前に北郷町においてメスジカ3頭の目撃情報の報告があったとの報告がありました。
当署は今後とも、日南市や対策協議会と連携して森林及び農作物へのシカ被害防止に努めていきます。
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シカ被害対策協定の調印式について(日南市)
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この度、日南市、日南市有害鳥獣対策協議会及び宮崎南部森林管理署の三者は、近年の日南市内におけるシカの目撃情報が増加し、農林業への被害が危惧されることから、シカによる被害を防止するため、「シカ被害対策協定」を締結し、三者の連携の下で各般の被害対策に取り組むことで合意しました。
このため、下記により調印式を執り行いますのでお知らせします。
日時:令和元年8月27日(火曜日)10時00分 ~ 10時30分
場所:日南市役所 3階 市長応接室
協定の内容
(1)目的
日南市の国有林及びその周辺の民有地内のシカ被害対策推進のために、協力体制を構築することにより、農林業被害及び生態系被害の防止を促進する。
(2)対象区域
日南市内の国有林及び周辺の民有地内
(3)協定の期間
協定締結日から令和2年3月31日まで
(特段の意思表示をしない場合には、毎年更新)
(4)協定締結により期待される効果
ア.協力体制の構築が図られ、シカ被害の防止・軽減が促進される。
イ.日南市有害鳥獣対策協議会へのくくりわなの貸与により、シカ捕獲が促進される。
ウ.国有林への入林手続きを簡素化することにより、国有林への入林が円滑化され、効率的な捕獲が実施できる。
エ.シカによる被害状況等の情報共有により、効果的なシカ被害の防止・軽減が促進される。
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高校生が林業体験
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令和元年8月9日に、宮崎県立日南振徳高校2年生の12名を対象に三ッ岩オビスギ遺伝資源希少個体群保護林において林業体験学習を行いました。
この体験学習は、次代の担い手である高校生に森林・林業・木材産業への理解を深めてもらうため、毎年、宮崎県林業労働機械化センターの依頼を受けて実施しているものです。
当日は、あいにくの雨のため、バスの車内で資料による講義を行った後、傘を差しながら林内を20分ほど散策しました。
途中、樹齢140年生、樹高38mの木の下で、足元の腐葉土が雨を吸収するスポンジの役目をして、水源のかん養や土砂の流出を防いでいることなどの森林の役割を学びました。
また、林内と舗装された林道の足元の感触の違いなど体験し、自然のやさしさも経験しました。
生徒たちは、このほか、木材市場や森林組合で高性能林業機械の実演などを体験し、森林・林業に触れる貴重な一日を過ごしました。
当署は今後とも、宮崎県や地元の森林組合などと連携し、次代の担い手育成に取り組んでいきます。
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串間市でシカ被害対策協定締結
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令和元年8月5日に串間市でシカ被害対策協定を締結しました。
協定の調印式には、当署長、串間市長及び串間市有害鳥獣対策協議会長の三者が出席し、串間市の国有林及びその周辺の民有地のシカ被害対策推進のために協力体制を構築することにより、農林業被害及び生態系被害の防止を促進することを目的とした「シカ被害対策協定書」に調印しました。また、協定に基づき笠松式くくりわな30基を森林管理署から対策協議会へ貸与しました。
調印式では、井上隆裕署長が協定に関する経過説明やシカが九州全域に27万頭以上生息していること、生息域が1.5倍に広がっていること及びシカは5年で2倍に増えることなどの紹介がありました。
調印後、島田俊光市長は宮崎県北部を視察した時、シカネットを張り巡らせた状況に驚いたこと、イノシシ、サルに続きシカの対策を強化でき農作物や林産物への被害防止を期待するなどのコメントをいただきました。
当署は今後とも、串間市や対策協議会と協力して串間市でのシカ被害の防止に努めていきます。
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熊本林業土木協会宮崎支部がボランティアで市道を補修
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8月5日、熊本林業土木協会宮崎支部の日南市、串間市の3社(永野建設(株)、高橋建設(有)、大平開発(株))にボランティアで三ッ岩オビスギ遺伝資源希少個体群保護林(平成27年に日本林業遺産の認定)へ通じる市道約1キロメートルの路面が劣化している箇所や陥没した箇所の補修を行ってもらいました。
この市道は、三ッ岩保護林の視察者が必ず通るルートで毎年多くの入込者があることから、昨年に引き続き実施してもらいました。
当日は、同協会から10名と当署から4名が参加して、市道の利用者が安全に通行でき、より多くの方が視察に来ていただくことを願って作業に励んだ一日となりました。
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飫肥分収造林組合連合会の総会の研修会で次長が講演
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8月1日、日南市において飫肥分収造林組合連合会の総会が約50名の参加のもと、飫肥にある小村記念館で開催されました。総会の中で研修会を計画されており、事前に当署へ講師の派遣依頼があったことから、野邊忠司次長が「早生樹種のセンダンについて」講演を行いました。
センダンの分布・特性、センダンの育成技術を開発した熊本県の取組、センダンの見本林の設定及び民有林の技術支援を行っている当署の取組、森林・林業白書や森林・林業基本計画等にも掲載され期待できる樹種であることなどを紹介しました。
参加者から、樹高が高くなった際の芽かきの仕方などについて質問がありました。
当署としては、早生樹のセンダンを民有林へ普及するために苗木の調達先の紹介、芽かきの現地指導等に取り組んでいく考えです。
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日南市北郷町森林セラピー協議会の総会開催
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令和元年7月26日に、日南市北郷町の林研グループ、グリーン・ツーリズム代表ら森林セラピー関係者、日南市及び南那珂農林振興局の担当者が集まり森林セラピー協議会の年次総会が開催されました。
森林セラピー協議会の席上福岡浩一会長から、昨年度は8月に日本蘚苔類学会から「日本の貴重なコケの森」への認定や9月に「猪八重照葉樹林生物群集保護林」に指定されるなどの紹介があり、今後とも力を合わせて森林セラピー基地の発展を図っていくことの決意表明がありました。
当署から委員として出席した井上隆裕署長は、科学的エビデンスに基づく森林浴の効果やリハビリテーションのための効果的なメニューを確立することにより、森林へのふれあいを増進できる取組事例や森林内の樹木がお互いに情報交換していることが解明された最新の科学情報を紹介しました。
出席した各委員からは、猪八重渓谷の貴重な森林を守りながら癒しの場として保護と観光の両立を図って行こうという意見が出され、当署としても猪八重渓谷の保護と学術研究の場として地域と一体となって魅力ある国有林を目指します。
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シカ被害対策協定の調印式について(串間市)
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この度、串間市、串間市有害鳥獣対策協議会及び宮崎南部森林管理署の三者は、近年の串間市内におけるシカの増加による農林業への被害を予防するため、シカ被害対策協定を締結し、三者の連携の下で各般の被害対策に取り組むことで合意しました。
このため、下記により調印式を執り行いますのでお知らせします。
日時:令和元年8月5日(月曜日)11時00分 ~ 11時30分
場所:串間市役所 2階 市長応接室
協定の内容
(1)目的
串間市の国有林及びその周辺の民有地内のシカ被害対策推進のために、協力体制を構築することにより、農林業被害及び生態系被害の防止を促進する。
(2)対象区域
串間市内の国有林及び隣接する民有地内
(3)協定の期間
協定締結日から令和2年3月31日まで
(特段の意思表示をしない場合には、毎年更新)
(4)協定締結により期待される効果
ア.協力体制の構築が図られ、シカ被害の防止・軽減が促進される。
イ.串間市有害鳥獣対策協議会へのくくりわなの貸与により、シカ捕獲が促進される。
ウ.国有林への入林手続きを簡素化することにより、国有林への入林が円滑化され、効率的な捕獲が実施できる。
エ.シカによる被害状況等の情報共有により、効果的なシカ被害の防止・軽減が促進される。
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飫肥分収造林組合連合会支部総会で基調講演
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分収造林面積が6,200haと全国一位を誇る当署管内において、7月12日、18日に飫肥分収造林組合連合会の北郷支部及び日南支部の総会が開催されました。
総会には、それぞれ約50名の会員の方々が参加され、井上隆裕署長は、造林者の皆さんの労をねぎらい、今後とも適切な販売に努める旨の来賓挨拶を行いました。
その後に基調講演として、郷原寛美森林技術指導官が最近話題の林分密度試験林(通称:木のミステリーサークル)の経過報告を行いました。
内容は46年前の社会情勢の変化により、木造船からプラスチック樹脂の船に変わったことに伴う弁甲材から建築材用の丸太生産のため、オビスギが疎植造林から密植造林へ対応できるかの試験地であり、結果として十分な対応力があったことが証明された旨の話を行いました。
参加者からは、「林分密度試験地がオビスギの良さや歴史を残すものであり、後世に残してもらいたい。」などのご意見をいただきました。
当署としても、今後も分収造林組合の皆さんと連携し国有林の森林整備に努めていきます。
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大型製材工場、原木輸出を学ぶ
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7月18日、当署職員の資質の向上を図るため志布志市にある外山木材株式会社志布志工場及び志布志港を訪問し学習しました。
まず、外山木材株式会社志布志工場において、スギの中目材をツーバイフォー部材及び足場板に加工している製材工程を視察し、将来的にツーバイフォー部材は志布志港から海外へ輸出したいとの説明を受けました。
次に、9年連続原木輸出日本一の志布志港において、鹿児島県・宮崎県木材輸出戦略協議会の会員である南那珂森林組合の河野部長から主にスギは中国に輸出され棺桶や梱包材に加工されるとの説明を受けました。国内で需要の少ない大径材や低質材が輸出されており、棲み分けが出来ていることを学びました。
この学習会を通じて、スギ材の需要の高さを感じるとともに、この需要に対応するため安定的に木材を供給していきたいと考えています。
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シカ捕獲へ準備万端 【9名が有害鳥獣捕獲研修を受講】
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宮崎県南部に位置する当署は、シカが生息していない地域と言われていましたが、近年、国有林内の自動カメラにオスジカが撮影されるなどシカの侵入が確認されています。
その対策として、職員が有害鳥獣捕獲に従事できるよう毎年研修会を開催しています。
7月9日には、職員9名が鳥獣保護管理法の理論や笠松式くくり罠の実習を内容とする有害鳥獣捕獲研修を受講しました。
当日の受講生は、森林官、森林技術員などシカ捕獲のベテランから新規採用者まで幅広い層の職員が郷原寛美森林技術指導官の講義を熱心に受講していました。
今後、管内の主伐・再造林地にシカによる森林被害が発生した場合は、速やかに効率的な罠の設置に取り組んでいきます。
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交通法令講習会を開催
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7月2日、当署会議室において、日南警察署から榎木田警部補を講師に招き、交通法令講習を行っていただききました。
この講習は、当署の「健康安全管理計画書」に基づくもので当日行った安全衛生大会の中で実施し、署内職員31名が参加しました。
講習では、宮崎県警察本部が昨年度導入した「動画KYT」(事故の危険を察知する体験型訓練ができる機器)により、様々な場面を想定して危険を予測する訓練を体験しました。また、携帯電話使用等に関する罰則を強化するため道路交通法が改正され、年内に施行されること等を学びました。
このような講習を通じて、職員の無事故・無違反に繋がるよう取り組んでいきたいと考えています。
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南那珂地区林研グループが総会を開く
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令和元年5月28日に日南市飫肥で南那珂地区林研グループが総会を開きました。
会議には、日南地区、北郷地区、南郷地区、串間地区の各地区林研グループの代表や宮崎県、日南市、串間市及び当署から37名が参加し、一年間の活動計画などを議論しました。
来賓として挨拶した井上署長は、長野県での木製品の販売事例として、木曽ヒノキの端材など地域の特色のある人気商品の開発が地域の活性化につながることなど紹介しました。
また、郷原森林技術指導官から、早生樹として注目を集めている「センダン」の生育方法の紹介を行いました。
参加者からは、現地研修会の充実、若手会員の発掘、伐採跡地の再造林の推進・下刈りの省力化、センダン苗の入手方法や台風など強風対策など活発な質疑が行われ総会は無事終了しました。
当署としても地域の林研グループの皆さんの林業に対する情熱を受け止めて、今後とも、民有林・国有林が連携して地域の林業の活性化のため取組みを一層推進していきます。
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生産・造林の安全等の勉強会を実施
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5月14日、当署会議室において、生産・造林の請負事業体からの要請を受けて安全等の勉強会を請負事業体6社、署担当者の総勢21名が参加し実施しました。
最初に、井上署長から最近起こった交通事故においてブレーキが踏まれていないケースがあり、林業でも機械等を使用する中、安全に止めることの重要性について説明がありました。
次に、野邊次長より平成31年度重点取組事項(九州森林管理局版)の説明に併せて当署の重点取組事項の説明を行うとともに、8月1日から施行される労働安全衛生規則の一部を改正する省令(伐木作業等における危険を防止するための措置)、伐木等の作業における労働災害発生状況、ダニ刺咬予防対策の取組、他局で発生した椪積崩落事故について安全講義を行いました。
参加した請負事業体からは、人はエラーを起こすことを前提に事故を防ぐ対策を講じることの必要性について大変勉強になった、また、定期的に安全等の勉強会を開催して欲しいとの声が寄せられました。
当署では、今後とも請負事業体との安全等の勉強会を実施することにより、類似災害等の未然防止に努めていく考えです。
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南那珂地区で「誤伐・盗伐対策連絡会議」を開催!
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令和元年5月13日に日南市で南那珂農林振興局主催の誤伐・盗伐対策連絡会議が開催されました。
会議には、宮崎県、日南市、串間市、警察署、森林組合、林業事業体から15名が参集し、誤伐・盗伐対策について協議しました。
会議は、宮崎県から前年度に多数の誤伐・盗伐が疑われる相談件数があり、憂慮される状況であったことから、その対策として、3月末に県内の行政、建設業協会、トラック協会及び木材市場連盟などで「新たな合法伐採推進対策に関する協定」を締結したことの報告がありました。
また、両市からは伐採届の審査の強化や林地台帳の整備、新規参入業者への指導の徹底など具体的な取り組みについて紹介されました。
当署もオブザーバーとして参加し、情報を共有し、伐採届旗の掲げていない現場を発見次第、日南・串間市へ通報するなど協力することにより、森林の無断伐採の根絶並びに合法木材の確実な流通及び利用が図られるよう取組んでいきます。
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林分密度試験林の紹介看板を設置
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当署の林分密度試験林は、昨年11月からテレビ6社、新聞9社が報道及び外国メディア2カ国から取材を受けたところです。現地取材を対応している際に、マスコミ関係者からドローンでの撮影ではなく目視で確認できる場所がないかとのお問合せをいただいたところであり、その都度案内させていただいたところです。
このことを踏まえ、どなたでも気軽に林分密度試験林を見て頂くために遠望できる2箇所に紹介看板を設置しました。設置箇所は、レクリェーションの森の「猪八重の滝風景林」の遊歩道終点付近及び日南市道本太郎線です。
今後もこの貴重な「林分密度試験林」を多くの方に知って頂けるように取り組んでいくことにしています。
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「日本の貴重なコケの森」を紹介する看板等設置
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国有林の「レクリエーションの森」である猪八重の滝風景林は、昨年の8月に宮崎県で初めての日本蘚苔類学会の「日本の貴重なコケの森」に認定され、このことをPRするために、コケの森の案内版等を整備しました。
この整備に当たっては、猪八重の滝風景林管理運営協議会(会長:田中利郎)と、一般財団法人日本林業振興会熊本支部(支部長:津々見正樹)が森林整備に関する支援協定を締結し、一般財団法人日本林業振興会熊本支部からの助成金によって実施されたものです。
今回、整備していただいた看板は、猪八重渓谷入口の駐車場にある、世界で唯一のコケの専門研究所である公益財団法人服部植物研究所を開設された服部新佐博士の功績を称える石碑の横に設置し、九州を代表するコケの宝庫の解説や服部植物研究所の紹介のほか、カクレゴケやサガリゴケなど貴重なコケの写真が紹介してあります。
また、看板と石碑をゆっくりと見学するために、前面に南那珂森林組合から寄贈していただいたオビスギのベンチを設置しました。
今後とも、協議会の皆さんや企業の協力を得ながら、猪八重の滝風景林を充実させて見学者の方々に親しんでもらえる「レクリエーションの森」になるよう努力していきます。
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森林所有者に「センダン」の芽かきを指導
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日南市の森林所有者から昨年植林されたセンダンの芽かき指導の依頼を受けたことから当署から職員を派遣しました。この森林所有者は、当署が「センダンを普及させるために見本林を設定した」という地元紙に掲載された記事を見て当署に依頼されたとのことでした。
現地は、昨年芽かきを行っていなかったことから、2又に分かれているなど通直に伸びていない状況でした。当署の職員から、1本に仕立て直すこと、側芽を摘み取る剪定方法及び剪定後に癒合剤を塗布することを実演を交えながら指導を行いました。
今回の依頼の他にも(ア)苗木の調達先、(イ)植林適地、(ウ)施肥方法等について問合せをいただいており、今回と同様に職員を派遣することとしています。
このような取組を通じてセンダンの育成方法等を民有林へ普及し、民国連携がより一層進んでいくよう努めていく考えです。
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国有林にセンダンを植栽
~センダンで林業の活性化を~
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センダンは、宮崎県内においては河川敷にも自生している落葉広葉樹で、通直なものが少なく木材としてあまり利用されていませんでしたが、熊本県林業研究指導所で通直に成長させる「芽かき」などの育成技術を開発し、その普及に努めているところです。
センダンは極めて成長が早く20年程度で径級50cm前後になり、ケヤキ・キリの代替材として家具材等に使われることが多く、材価はスギ、ヒノキに比べ高値で取引されており、短伐期で収入が得られる早生樹として期待されています。
そこで、当署においてセンダンを植栽し、短伐期林業の参考として多くの方々に見てもらうために三ッ岩オビスギ遺伝資源希少個体群保護林の近くに植栽することとしました。
なお、センダンに興味をお持ちの方への苗木の紹介、植栽方法及び育成方法等のご相談に対応させていただきます。
日時:3月7日(木曜日)14時~
場所:日南市北郷町北河内三ツ岩国有林91林班
内容:センダン20本を植林
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林分密度試験林(ミステリーサークル)
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●試験地設定時の背景飫肥スギで有名な宮崎県南那珂地域においては、造船用材として弁甲材という独特な木材を、苗木を疎植に植林する施業により生産してきましたが、弁甲材の需要減少により、一般建築用材の需要に対応するため弁甲材生産よりも密に植林する一般材生産へと移行してきました。
●試験の目的
疎植から密植への転換を行うため、植栽密度の違いによる成長過程や材質の変化などを実証し、飫肥スギの効率的な施業体系を確立すること
●試験地の概要
場所:宮崎県日南市北郷町郷之原大荷田国有林140ぬ4林小班
面積:0.225ha*2箇所=0.45ha(円の直径は、69m)
設定方法:半径の異なる10個の同心円状の、円の中心から10度の放射線との交点に36本のスギを植栽し、ha当たりの密度が377本から10,027本となるように設定
このため、この森林を上空から見ると、同心円状に樹幹が広がっていて「ミステリーサークル」のように見えると話題になっています。
試験期間:昭和48年度~平成35年度(50年間)
上空からの画像はGoogleマップ(航空写真表示)及びGoogle earthの検索ボックスに下記の位置情報を入れて頂くとご覧になれます。
31°43'50.0"N 131°23'05.0"E
詳細は、以下の資料でご覧いただけます。
林分密度試験地資料(PDF : 4,197KB)
林分密度試験林の案内図(PDF : 877KB)
日付
平成30年5月14日
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着実な再造林「南那珂連携事業体協議会」発足
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近年、南那珂地域の民有林の伐採面積は500㏊を超えています。しかしながら再造林率は64%に留まっているところであり、この再造林率を高めるのが南那珂地域の大きな課題であります。このような中、地域の事業体6社(福岡木材(有)、日北木材(有)、(有)金川木材、飫肥造林(有)、南那珂森林組合、(株)石波林業)が結集し、南那珂地区における山村地域の将来に向けた持続的発展をめざし、「南那珂連携事業体協議会」を平成29年10月に立ち上げ、伐採から一貫して再造林を行う取り組みを協議してきました。
平成30年度には5月14日に第一回目の会合を開催し、確実な再造林に向けた森林所有者への負担軽減や担い手不足の解消と災害対策としての機械地拵への推進、誤伐・盗伐対策ならびに、再造林の低コスト化に係る普及啓発などの具体的方策の確認を行いました。
この6社は宮崎南部森林管理署の生産・造林の請負やレク森等で活躍していただいている事業体の皆さんです。これらの取り組みが南那珂地域全体に広がることを願って当署としてもできる限りの応援をしていくこととしています。
日付
平成30年5月10日
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日本林業遺産の三ッ岩オビスギ保護林までの市道を補修
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平成30年5月10日に熊本林業土木協会宮崎支部の日南市・串間市の3社((株)永野建設、(有)髙橋建設、大平開発(株))がボランティアで三ッ岩オビスギ保護林へ通じる市道約1kmの補修を行いました。
この三ッ岩オビスギ保護林は、平成27年4月に「飫肥林業を代表する弁甲材生産の歴史」として日本林業遺産に認定されており、川越本店所有林とともに飫肥林業を代表する疎植林の景観を維持している森林として認定されています。
今回、側溝や横断溝の清掃と路面が劣化している箇所や陥没した箇所の補修を行ってもらいました。
当日は、同協会から20名と当署からも6名参加して、見学者が保護林まで快適に通行して、少しでも多くの方に来て頂くことを願って参加者一同いい汗を流しました。
日付
平成30年5月9日
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森林セラピー協議会及びレク森管理運営協議会開催
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平成30年5月9日に、日南市北郷町の林業研究グループ、グリーン・ツーリズム代表ら森林セラピー関係者、日南市及び南那珂農林振興局の担当者が集まり両協議会が開催され一年間の活動計画が承認されました。
セラピー協議会の席上、当署から猪八重の滝風景林が「日本美(うつくし)の森 お薦め国有林」に選定され、遊歩道の整備、多言語プレートの設置を行ったことや今年度は、渓谷の入場者数を調べるカウンターの導入を計画していることなど官民一体となって猪八重の滝の活性化に取り組んでいくことを紹介しました。
また、その後のレク森協議会では、九州森林管理局計画課岩下経営計画官から猪八重の照葉樹林約450haを保護林に指定する計画があることやレク森の一部を保護林へ変更する必要があること等の説明がありました。
協議会の会員からは、猪八重の貴重な森林を守りながら観光の活性化と両立を図りたいという意見がだされました。
保護林の設定については、今後「保護林管理委員会」の意見を踏まえて検討されることとなります。
当署では、今後も猪八重の保護と活用を両立させ、地域と一体となって活動を継続し魅力ある国有林を目指していきます。
※ 写真解説
会議の冒頭挨拶する福岡浩一日南市北郷町森林セラピー協議会会長
日付
平成27年12月4日
タイトル
猪八重渓谷で森林体験学習
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日南市立潟上小学校5年生19名を対象に、森林セラピー基地にも認定されている猪八重渓谷において森林体験学習を行いました。
当日は猪八重渓谷の歩道入口をスタート。モミジなどの紅葉を見ながら、1時間30分をかけて終点の五重の滝まで歩きました。
また、途中のチェックポイントでは、職員から猪八重渓谷の説明や森林に関する3択クイズを行いました。
ある児童からは、「今度はお父さんとお母さんと来て、今日聞いた話を今度は自分がします。」とうれしそうに話してくれました。
日付
平成27年10月29日
タイトル
民国連携クリーン活動
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日南市北郷町の国有林・民有林において、当署と「北郷町まちづくり協議会」との共同でクリーン活動を実施しました。
当日は、主催者側のほか、日南市、関係事業体、付近の山林所有者などの協力の下、総勢約60名で市道沿いに不法投棄された冷蔵庫などの大型家電や家庭ゴミ、農業用ビニールなど、重機などを使い
約2時間の作業でトラック5台分のゴミを回収しました。
今回のクリーン活動が、不法投棄の防止啓発に繋がればと思います。
日付
平成27年8月7日
タイトル
地域の森林・林業の再生に向けた意見交換会
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地域の森林・林業・木材産業の動向や課題等の情報を共有し、連携して地域の森林・林業の再生に取組んで行くため、宮崎県南那珂農林振興局と「地域の森林・林業の再生に向けた意見交換会」を開催しました。
意見交換会では、主伐・再造林の拡大等により苗木や穂木が不足していることや、おが粉の原材料が不足し、地域の基幹産業である畜産業に深刻な影響を与えていること等、様々な課題を取り上げ意見交換を行いました。
今後、さらに連携を深め、双方が協力して地域の森林・林業の課題解決のために取り組んで行くことを確認しました。
日付
平成27年7月28日
タイトル
次代を担う高校生の林業体験学習
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宮崎県立日南振徳高校生15名が三ッ岩林木遺伝資源保存林において、飫肥スギ造林の歴史について林業体験学習を行いました。
この体験学習は、次代の担い手である高校生を対象に森林・林業・木材産業への理解を深めてもらうことを目的に、例年、宮崎県林業労働機械化センターの依頼を受けて実施しています。
当日は、飫肥林業の歴史や、昭和40年代にピークを迎えた弁甲材生産の状況などを説明し、その後、林内を散策しながら、三ッ岩林木遺伝資源保存林の林分状況等の説明をおこな。この高校生の中から、宮崎県の林業を担う人材が育つことを期待して林業体験学習を終了しました。
日付
平成27年6月15日
タイトル
恒例の森林教室を開催!
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日南市飫肥の日南幼稚園で恒例の森林教室を開催しました。この幼稚園では、森林や緑とのふれあい、自然の大切さを教える環境教育に力を入れており、当日は園児約70人を対象に森林の大切さを伝えるために、森林にすんでいる動物や昆虫、鳥などについてのクイズや紙芝居を行い、その後、空飛ぶ種子の紙細工を作り、みんなで楽しく飛ばしました。最後に、園児からお礼の言葉があり、次回も開催することを約束して無事に終了しました。
日付
平成27年6月15日
タイトル
「三ツ岩林木遺伝資源保存林」が林業遺産認定
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平成27年5月28日、一般社団法人日本森林学会が、学会100周年を契機として、日本各地の林業発展の歴史を、将来にわたって記憶・記録していくための試みとして、平成25年度から選定事業を行っている「林業遺産」に九州で初めて「飫肥林業を代表する弁甲材生産の歴史」が選定され、その中で当署管内の「三ツ岩林木遺伝資源保存林」が「江戸期に成立した飫肥林業を代表する疎植林の景観を維持している林業景観」として認定されました。
「三ツ岩林木遺伝資源保存林」は明治11年に付近の造林地から採穂し、林地に挿し付ける方法で植林されたオビスギ造林地で、昭和16年に学術参考保護林に、平成元年からは林木遺伝子保存林に指定されています。
平成26年度の調査では面積5.07haで、8品種のオビスギの成立本数1,157本、総材積8,016m3、一本あたりの材積6.93m3、1haあたりの材積1,581m3で、 現況はスギの巨木と常緑広葉樹等が混成する複雑な林分構造となっており、学術的にも貴重なものとなっています。
※「三ツ岩林木遺伝資源保存林」については、こちら(九州森林管理局ホームページをご覧下さい。
林業遺産「飫肥林業を代表する弁甲材生産の歴史」については、こちら(一般社団法人日本森林学会ホームページ)をご覧下さい。
日付
平成27年3月30日
タイトル
日南市富土地域森林整備協定
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当署において南那珂森林組合との間で「日南市富土地域森林整備協定」を締結しました。
この協定は、日南市富土地区において、これまでの協定区域を391ha拡大し、民有林、国有林合わせて677haの森林を対象としたもので、民有林、国有林が一体となり森林・林業の再生に向け、森林の多面的機能の高度発揮と資源の循環利用をさらに推進して行こうというものです。
協定期間は平成31年度までの5年間で、合理的な路網の整備及び効率的な森林施業の実施に取り組むこととしています。
日付
平成27年2月1日
タイトル
日南市林野火災防ぎょ訓練
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平成27年宮崎県林野火災予防運動行事の一環として、「日南市林野火災防ぎょ訓練」が国有林に隣接する日南市酒谷地区の民有林で実施されました。
当日は、日南市消防本部、地元消防団、関係機関など約100名が参加し、消防ポンプ車による放水や防災緊急ヘリによる空中からの散水などの消火訓練のほか、林野火災特有の訓練として、鎌やチェンソーにより防火線設定を行う延焼防止訓練やジェットシューターによる残火処理訓練が実施されました。
当署からは職員7名が参加し、重量20kgにもなるジェットシューターを背負い、万が一の林野火災に備え本番さながらに残火処理を行いました。
日付
平成26年11月26日
タイトル
民国連携クリーン活動
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国有林クリーン活動の一環として、日南市の国有林において、当署職員のほか日南市職員やボランティアなど総勢約30名が参加し不法投棄されたゴミを一掃しました。
当日は、作業開始直前になり大粒の雨が降り出すあいにくの天気となりましたが、参加者は悪天候もものともせず、人目につきにくい林内に投棄された古タイヤ、家電製品、家具、家庭ゴミ等を全員ずぶ濡れになりながら拾い集めました。
用意されたトラックの荷台にうずたかく積み上げられたゴミを見ながら、このクリーン活動が少しでも不法投棄防止の警鐘になればと参加者全員で思わずにはいられませんでした。
日付
平成26年11月13日
タイトル
飫肥杉で親子木工教室
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日南幼稚園の園児、保護者合わせて約130名を迎え当署の駐車場において木工教室を開催しました。
これは、木の温もりに触れながら、創造力の育成や物を作る楽しさを体感してもらうことを目的として毎年開催しているもので、園児たちはお父さん・お母さんと協力し、ノコギリや金鎚を使って各々の大作に挑んでいました。
この機会に、子供に良いところを見せようと必死に頑張るお父さんの姿がとっても印象的でした。
日付
平成26年11月9日
タイトル
「水と緑の森林づくり」県民ボランティアの集いin串間
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「緑の森林づくり条例」に基づく県民ボランティアの集いが串間市制施行60周年を記念して串間市で開催されました。
この取組は、森林の有する公益的機能への理解を深め、豊かな水と緑に恵まれた県土の形成と県民の安全で豊かな生活の確保を目的として、宮崎県が実施しているものです。
当日は、串間市の市有林0.5haにおいて、公募による一般参加者や林業関係団体、当署から参加した10名を含め約150名が参加し、前日からの雨で多少足下が悪い条件でしたが、ヤマザクラ、イロハモミジなど2千本を大きく成長してくれることを願いながら植樹しました。
日付
平成26年11月4日
タイトル
猪八重渓谷で森林教室
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日南市立潟上小学校の5年生20名を対象に、森林セラピー基地に認定されいる猪八重渓谷で森林教室を行いました。
当日は当署職員のほか、「NPO法人ごんはる」からも講師として職員が参加し、歩道入口から約3km先にある「五重の滝」を目指し、セラピーロードと名付けられた歩道を周りの木々や渓谷の風景を楽しみながら歩きました。
また、途中の河原では化石探しやネイチャーゲームを楽しみ、森林が持つ多くの機能や自然の素晴らしさを肌で感じてもらえたものと思います。
日付
平成26年8月7日
タイトル
森林整備協定運営会議を開催
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日南市富土地域森林整備協定に基づく運営会議を森林共同施業団地を設定している富土国有林内で行いました。
この協定は、平成23年10月から南那珂森林組合と締結しているもので、民有林と国有林合わせて286haの森林共同施業団地を設定しており、会議ではこの施業団地内でこれまで実施してきた間伐や路網整備の現況、間伐材の販路、販売状況等について意見交換を行いました。
また、今年度は本協定の最終年度にあたることから、今後は隣接地域も含めた森林整備計画について見直し検討を行い、協定の更新に向けた協議を活発化していくこととしています。
日付
平成26年8月4日
タイトル
次代を担う高校生体験学習
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宮崎県林業労働機械化センターの依頼で日南振徳高校生を対象に串間市大矢取国有林内で林業体験学習を行いました。
当機械化センターでは、例年、宮崎県からの委託を受けて若者の林業への関心を高め林業への参入を促進するため、林業関係の学科を習得する高校生を対象に林業体験学習事業を実施しているもので、その一環として当署を訪ねられました。
当日は、地域農業科2年生17名を対象にクスノキを主体とする樹齢約200年の大矢取林木遺伝資源保存林内において、現地の林分状況の説明のあと、森林・林業の現状や課題、森林整備の必要性等について森林技術指導官が講師となって講義を行いました。
この高校生の中から、林業の先進地である宮崎県の将来を担う人材が多く育ってもらえるものと期待しています。
日付
平成26年7月19日
タイトル
今年も弁甲競漕大会に出場!
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日南市油津港内で開かれた「油津港まつり2014弁甲競漕大会」に当署の精鋭5名で出場しました。
この弁甲競漕大会は、その昔、山から切り出した飫肥杉を筏に組み、運河を使って油津港まで運び、船積みされていたことにあやかり開催されているもので、今年で14回目となりました。
当日は県内外から約140チームが参加し長さ6mの飫肥杉の弁甲材にまたがりオールを漕ぎ、往復200mのコースで順位を競うもので、森林管理署チームは、今年も「山火事用心」のロゴ入りの保安帽と杉の穂で作った杉のオブジェを背負いレースに挑みました。
背負った杉のオブジェが重かったのか残念ながら決勝に残ることは出来ませんでしたが「国有林」を大いにPRすることができました。
日付
平成26年7月18日
タイトル
運転事故防止の推進
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日南地区安全運転管理者等協議会主催の安全運転講習会が日南自動車学校において開催され、本年度新規採用者の遠山技官が参加しました。
当日は、日南地区の各事業所から約50名が参加、飲酒状態体験ゴーグルを装着し自動車学校のコースを運転したり、特設コースでの急ブレーキテストなど日頃経験することができない運転操作を体験しました。
また、実施された「OD式安全性テスト」では、注意力、判断力、決断力など、事故へ繋がる危険運転行動傾向が診断され、今後の運転事故防止に大いに役に立つものと思います。
日付
平成26年6月17日
タイトル
ストップ!林業死亡労働災害
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宮崎県下では、昨年も林業労働災害が多発していましたが、今年に入っても死亡労働災害が連続して発生していることから、林災防本部から宮崎県に「林業死亡労働災害多発警報」が発令されたことを受け、現在事業実行中の請負事業体に参集してもらい林業労働安全の要請を行いました。
当日は、当署の担当職員を含め約50人が参加し、4月に当署管内で発生した立木販売箇所における死亡災害の概要を説明するとともに、類似災害防止を呼びかけたほか、労働安全衛生規則の改正に伴う車両系林業機械における特別教育の必要性や法令遵守など、「やるべきことは必ずやる」ことを参加者全員で確認し終了しました。
日付
平成26年6月11日
タイトル
動物の名前当てクイズと紙芝居、「もっくん」作り
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日南幼稚園で園児約70人を対象に、恒例の森林教室を行いました。 森林教室では、森林の大切さを伝えるため、日南の山に生息する動物や鳥、昆虫などの名前当てクイズや紙芝居、ヒノキの枝を使用したキーホルダー「もっくん」を作り、終始園児たちの賑やかな声が教室いっぱいに響き渡っていました。
日付
平成26年5月27日
タイトル
ボランティアによる林道整備
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熊本林業土木協会宮崎支部によるボランティア活動として、当署管内の林道整備を行いました。当日は、協会員や当署職員約60名が参加し4路線の林道に分かれ、横断溝の土砂除去や繁茂している沿線の除草など、初夏の日差しの中、汗を流しました。
慣れない作業で手にマメを作る職員もいましたが、各路線とも見違えるように整備され、これから迎える梅雨期を前に、林道の保全や交通事故防止に大いに役立つものと期待しています。
日付
平成26年4月1日
タイトル
森林環境教育プログラムを作成
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レクリエーションの森「猪八重の滝風景林」は日南市北郷町の国有林に位置する面積103haの区域で、猪八重川が中央を流れ、カシ、シイ類等の常緑広葉樹を主とした天然林に包まれ、20数カ所の滝群と奇岩渓流からなる優れた景観美をなしており、森林学習会や自然観察会、ハイキング等の場として利用されて、日南市北郷町の森林セラピー基地の中核になっています。
この豊かな森林環境を有する「猪八重の滝風景林」において実施する森林環境教育の体験活動の手助けとなる環境教育プログラムを3年生以上の小学生と中学生を想定して作成しました。
森林環境教育が一層推進されることと、参加者が猪八重の豊かな自然に興味を持ち、観察力を養い、自ら調べ学ぶ力を身につける一助となることを願っています。
本プログラムに関する問い合わせは、宮崎南部森林管理署までご連絡下さい
日付
平成25年12月11日
タイトル
飫肥杉で親子木工教室
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木の温もりに触れながら、創造力の育成や、物を作る楽しさを体感してもらうことを目的に、園児とその保護者を迎え、飫肥保育園(11月19日)、日南幼稚園(12月11日)の両日に木工教室を開催しました。 今回の体験で、物作りの楽しさや木材に親しむ心が芽生えてくれることを願っています。
日付
平成25年11月17日
タイトル
市木浜クリーン作戦
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「なぎさ百選」に選ばれている日南海岸の市木浜において、串間市市木地区自治会主催の「市木浜クリーン作戦」が行われ、関係自治体や地元住民など総勢約200名が参加しました。
市木海岸は眼前に野生猿で有名な幸島を臨みとても美しい砂浜が広がる海岸で、この地域一帯の海岸林が国有林であることから、当日は地元森林官をはじめ10名の職員が参加、海岸に流れ着いたペットボトルや発砲スチロールなどを拾い集め、清掃活動に汗を流しました。
日付
平成25年7月23日
タイトル
森林からのおくりもの
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飫肥保育園の園児約70名を対象に森林教室を行いました。
当日は、「きれいな空気や水は森林からのおくりもの」の紙芝居や地元の森林にいる動物や鳥、昆虫などの名前当てクイズを行い「ハイ・ハイ」と園児達の大きな声が園内を包みました。
当署では、今後も森林の大切さを伝える活動を積極的に取り組んでいくこととしています。
日付
平成25年7月20日
タイトル
弁甲競漕大会に初出場
コメント
「油津港まつり2013弁甲競漕大会」に当署の若手職員を中心とするメンバーで出場しました。
この弁甲競漕大会は、その昔、山から切り出した飫肥杉を筏に組み、運河を使って油津港まで運び、船積みされていたことにあやかり開催されているもので、競技は、5人一組で長さ6mの弁甲材にまたがりオールを漕ぎ、往復200mのコースで順位を競うものです。
当日は、県内外から約120チームが参加、当署チームは、業務服に地下足袋、「山火事用心」のロゴ入りの保安帽という出で立ちでレースに挑みました。
結果は、スタート直後のもたつきもあり、残念ながら決勝に残ることは出来ませんでしたが、審査員特別賞を頂くことができました。
日付
平成25年6月12日
タイトル
紙芝居ともっくん
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日南幼稚園の園児約70名を対象に森林教室を行いました。
当幼稚園では、木や緑と触れ合ったり自然の大切さを教えるなど、環境教育にも力をいれており、その一環として当署からも例年森林教室を行っています。
森林教室では、地元の山にいる動物や鳥、昆虫などの名前当てクイズや紙芝居を行いながら森林の大切さを伝えるとともに、ヒノキの枝で作ったキーホルダー「もっくん」を作りました。
日付
平成25年6月5日
タイトル
ボランティアによる林道整備
コメント
熊本林業土木協会宮崎支部によるボランティア活動として、当署管内の林道4路線の林道整備が行われました。
当日は、協会員や当署職員約50名が参加し、日頃出来ない横断溝等の土砂除去や不法投棄物の撤去、繁茂している沿線の除草など、時より小雨が降る中、熱心に作業 をして頂きました。
このボランティア活動により、各路線とも見違えるように整備され、これから迎える梅雨期を前に、林道の保全や交通事故防止などに大いに役立つものと期待しています。
日付
平成25年5月31日
タイトル
あじさいの挿し木
コメント
5月31日、宮崎県日南市立酒谷小学校で、3年生から6年生までの緑の少年団22人の子供達と一緒にアジサイの挿し木等を行いました。
同校では、地域と一体となってアジサイの植栽活動を実施しており、国道沿いやキャンプ場等に植栽するための苗を約3年かけて育てています。
今年も約150本の穂木を挿し木するとともに、昨年の挿し木で成育した苗をポットに1本ずつ移植しました。
大きく成長しどんな花が咲くか今から楽しみです。
日付
平成24年11月24日
タイトル
猪八重渓谷で森林教室
コメント
11月12日、森林セラピー基地に認定されている日南市の猪八重渓谷において潟上小学校5年生を対象に森林教室を開催しました。
当日は若手職員が森林の働きや器具を使った木の測り方などについて説明したところ、子供たちは初めての経験に大変興味を示し、木を測る作業にも真剣に取り組んでいました。
その後は片道約1時間のコースを自然を探索しながら五重の滝まで往復しました。
滝の近くではマイナスイオンを浴びながら美味しそうに昼食を食べ自然を満喫した一日となったようでした。
なお、この森林教室の模様は宮崎の民放局(UMK)で放映されました。
日付
平成24年11月7日
タイトル
おび杉を使って木工教室
コメント
11月7日、当署駐車場において日南幼稚園の園児と父兄を迎え、木工教室を開催しました。
これは毎年実施しているもので、子供たちに木材の暖かさ、物を作る楽しさを体感してもらうことを目的に行っているものです。
当日は地元のおび杉を使い、園児と父兄が協力して思い思いの作品を制作するなど楽しい時間を過ごしました。
日付
平成24年9月28日
タイトル
「競争の導入による公共サービスの改革に関する法律」に基づく「板谷国有林森林環境保全整備事業(保育間伐【活用型】)」の落札者の決定について
コメント
平成24年9月28日
宮崎南部森林管理署
「競争の導入による公共サービスの改革に関する法律」に基づく「板谷国有林森林環境保全整備事業(保育間伐【活用型】)」の落札者の決定について
「競争の導入による公共サービスの改革に関する法律」(平成18年6月2日法律第51号)に基づく民間競争入札を行った「板谷国有林森林環境保全整備事業(保育間伐【(活用型】)」については、次のとおり落札者を決定いたしました。
1落札者の名称飫肥造林有限会社
2落札金額107,226,000円(税込み)
(事業期間平成24年8月31日~平成27年2月27日までの3か年度)
3落札者の評価値
・標準点及び加算点の合計178点(満点260点)
・入札金額(税抜き)102,120,000円
・評価値17.4304740
(評価値は、標準点及び加算点の合計を入札金額を1千万単位にした値(5.2800)で除した値。)
4落札者決定の経緯及び理由
落札者の決定については、国有林の間伐事業における民間競争入札実施要項に基づき、入札参加者(1者)から提出された企画提案書について、評価項目に基づき審査を行い、いずれも必須項目の基準を満たしていた。
入札価格については、8月28日に開札した結果、予定価格の範囲内であり、この1者について総合評価を行ったところ、上記の者が落札者となった。
5落札者における事業の実施体制及び実施方法の概要
落札者が行う業務は、事業全体の企画立案及び進行管理等、間伐、路網整備の3事業である。本事業の実施に当たっては、現場代理人1名、技能者7名を配置し、壊れにくく、低コストな路網を整備した上で、高性能林業機械を主体として高効率で低コストな間伐を実施する。
日時
平成24年6月20日
タイトル
紙芝居とモックンで学ぶ
コメント
6月20日、日南幼稚園児約90人を対象に森林教室を実施しました。
当日は紙芝居とヒノキの枝を利用したキーホルダー「モックン」の作成を行いました。また、子供たちに親しんでもらうために用意した職員手作りの昆虫等のかぶり物も好評で、紙芝居も目を輝かせながら聞いていました。
モックン作成では個性豊かな作品を作り上げ、出来上がったものを自慢げに見せて歓声を上げていました。
当署ではこれからも緑の大切さや木の暖かさを子供たちに伝える取組を続けることとしています。
日時
平成24年2月26日
タイトル
市木浜でクリーン活動
コメント
2月26日、串間市の市木海岸において地元自治会、串間市等関係者多数参加の下、海岸清掃活動が行われました。市木海岸は眼前に野生猿で有名な幸島を臨む綺麗な砂浜でこの地域の海岸林が国有林であることから当署からも23名が参加しました。当日はあいにくの曇り空でしたが、地域住民といっしょに海岸に流れ着いたペットボトルや発砲スチロールなどを拾い集め、清掃活動に汗を流しました。
お問合せ先
宮崎南部森林管理署
所在地:宮崎県日南市飫肥5-3-45
TEL : 0987(25)1115
FAX : 0987(25)1117