3次元レーザー(OWL)研修(平成30年9月18日~19日)
9月18日(火曜日)山口市徳地にある滑山国有林11た林小班において、森林資源情報の整備技術推進を図ることを目的とし、OWL(アウル)の操作技術を習得するための研修会をしました。山口森林管理事務所職員7名と森林共同施業団地協定者9名の参加で実施されました。
OWLとはOptical Wood Ledger(光学的な森林台帳)の略で、林内を3次元レーザーにより計測することで、計測区域内の立木の形状をもとにサイズなどを検出し、パソコン上のデータで合成・計算するものです。
講師の森林技術・支援センター職員から、OWLの概略や操作方法、注意事項等の説明を受けた後、実際にOWLを使って現地調査を実施し、その場でパソコンによるデータの確認等を行いました。
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現地調査の様子 | データの確認 |
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計測データの活用方法の説明 |
また、9月19日(水曜日)は山口森林管理事務所所会議室において、データの活用方法やOWLによる計測のメリット、デメリット等説明があり、参加者からは計測時には機体を地面に垂直に向ける必要があるため、平坦な地形が計測に向いているとの感想が聞かれました。
今後の活用方法については、調査区域の立木調査や地形の把握等、森林調査簿の修正など新たな森林管理に活用していけるのか検討を進めていきます。
山口森林管理事務所 森林技術指導官
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