ナラ枯れ被害対策に係る作業のお知らせ
大山地域の国有林では、平成25年にナラ枯れ被害が確認されて以降、継続的にナラ枯れ被害対策事業を実施しています。
令和3年度においても、鳥取県ナラ枯れ被害対策協議会の方針に基づき、被害木からカシノナガキクイムシ(以下「カシナガ」という。)が大量脱出する前の駆除対策と、カシナガの捕獲及び健全木の保護を目的とした予防対策を実施します。
1 駆除対策について
令和2年の被害木のうち2,109本(令和2年秋期163本駆除済み)について、カシナガが羽化・脱出する時期(5月末)までに駆除を実施することと
し、大山環状道路などの主要観光道路沿線及び、登山道沿いの被害木について、通行車両や森林散策者の安全確保及び景観対策のため、被害木を伐倒
し駆除を行います。
なお、大山環状道路などの主要観光道路沿線の伐倒作業については以下の期間で実施します。
一部作業地で、片側通行など通行規制を行っての作業となりますので、ご不便をお掛けいたしますが、ご理解・ご協力の程よろしくお願いいたしま
す。
♦作業実施期間:令和3年4月21日(水曜日)~令和3年5月31日(月曜日)
♦通行規制期間:令和3年5月10日(月曜日)~令和3年5月20日(木曜日)
※作業の進捗により、期間が変更となる場合は再度お知らせします。
【昨年の被害対策実施写真】



伐採前 伐採作業中 伐採後
2 予防対策について
予防対策については、ペットボトルトラップ法を用いたカシナガの捕獲と、大山環状道路など主要観光道路沿線の優先的に保護が必要なナラ健全木
を対象に立木ビニール被覆を設置し被害の蔓延防止を図ります。


カシナガトラップ 立木ビニール被覆
被害対策実施箇所位置図(PDF : 969KB)
お問合せ先
鳥取森林管理署
ダイヤルイン:050-3160-6125