育林作業に係る低コストの確率と普及における現地検討会
11月7日、島根県益田市の明ヶ原国有林において島根森林管理署、広島北部森林管理署、広島森林管理署、山口森林管理事務所の合同開催による「育林作業に係る低コストの確立と普及における現地検討会」を開催しました。
当日は、島根県、広島県、山口県、近畿中国森林管理局、署等から計29名の参加があり、平成28年度の一貫作業地、平成16年度の2千本/ha植栽地、平成元年度の3千本/ha植栽地を視察しました。
意見交換では、一貫作業システムでの植付に関しては、
1.木材搬出に係る作業道敷や枝条により植付不可能な箇所ができた場合、どのように植付面積の確定をしているのか。
2.当県でも一貫作業システムの導入を検討しているが、生産と造林の事業者の連携が難しく、国有林での状況を教えてほしい。
等の質問があり、
1.については、大きく植付面積の変更が生じない場合は、当初予定していた苗木の植付間隔を狭める、当初予定から大きく植付面積の変更があった場合には、変更契約を実施する。
2.については、当該箇所は、生産と造林の別々の事業体が実施したが、苗木運搬、枝条整理について、国有林が間に立って調整を行いつつ円滑な事業実施に努めた等と回答しました。
国有林では、各地で国有林のフィールドを活用した各種検討会等を今後も開催し、各府県との情報交換や地域における森林・林業の課題解決の場に活用していきたいと考えています。
平成28年度一貫作業地
平成16年度2千本植栽地
資 料
現地検討会資料(PDF : 2,516KB)
お問合せ先
島根森林管理署
〒690-0873
島根県松江市内中原町207
Tel:050-3160-6130(代表)
Fax:0852-24-5454