令和4年度「連合の森」森林教室の開催(大志戸国有林)
令和4年7月30日(土)、連合島根と「社会貢献の森」として協定を結んでいる「連合の森」で、連合島根、森林労連島根分会、連合島根中部地域協議会による「夏休みこども自然観察会」が開催され、当署では森林教室として森林散策、紙芝居、木工教室を行いました。
開会式では、連合島根の影山事務局長から、「今日は、一日、森の中で学び、楽しい夏休みの思い出を作りましょう。」との挨拶の後、A班とB班に分かれて森林教室を行いました。
開会式の様子 影山連合事務局長の挨拶
森林散策
署の職員が考えたクイズやゲームを通して、鳥の鳴き声や川のせせらぎ、生き物たちの様子など自然観察をしながら、楽しく森林について学びました。
- 木の暮らし・機能の話
木がどのように暮らしているのか。どうやって大きくなっていくのか。木が生長する過程や、もたらす恩恵を学びました。
散策が始まります 木の暮らしを説明
- 葉っぱじゃんけん
「大きな葉っぱ」や「キザギザの葉っぱ」、「細長い葉っぱ」など出題されるお題により当てはまる葉っぱが勝ちというゲーム。
子供たちは多様な葉っぱを探し、周りのお友達と比べて楽しみました。
どの葉っぱがおおきいかな 葉っぱじゃんけんぽい!
- 木の太さ比べ
木の太さを比べながらどれくらい大きいのか、輪尺(りんじゃく)という木の太さを測る器具を実際に使ってみました。
子供たちはワニみたいに挟むことで木の太さが測れる輪尺に子供たちは興味津々で、木が思っていたよりも太かったことに驚いた様子でした。
木の太さはどのくらいかな
紙芝居
近畿中国森林管理局職員が制作した紙芝居「雨水のぼうけん」の読み聞かせを行いました。
水と森林の深い関係とは?子供たちは、物語の主人公の「ゆうちゃん」と一緒に雨水が地中を伝い私たちの飲み水になっていく仕組みを勉強しました。
紙芝居の読み聞かせ 真剣に聴く子供たち
木工教室
本年度の木工教室では、手作りで木琴を作りました。
好きな鍵盤の長さで、飾り付けをしたり絵を描いたりなど、それぞれ自分だけのお手製の木琴を作りました。子供たちは、個性あふれる木琴を鳴らして楽しみました。
木琴製作中の子供たち 立派な作品ができました
魚のつかみ捕り
お昼ご飯の前には、みんなで魚のつかみ捕りをしました。子供たちは魚を捕まえようと、夢中で魚を追いかけました。中には、素早く次々と捕まえる子も!捕まえた後は炭火で焼いて、みんなでおいしく頂きました。
魚のつかみ捕りの様子 捕れたよ~
今回の森林教室を通して、当たり前のようにある自然の楽しさや仕組み、私たちにもたらす恩恵について改めて学ぶ機会となり、楽しい夏休みの思い出となりました。
お問合せ先
島根森林管理署
代表:050-3160-6130
FAX番号:0852-24-5454