第33回ふれあい森林教室を行いました
令和4年10月27日(木)に、安来市立南小学校の5年生を迎え、地元の吉田寿会と吉田交流センターの皆さんとともに、第33回ふれあい森林教室を行いました。この森林教室は平成2年より33年間と、長年にわたって毎年開催されています。
会場は吉田寿会と「多様な活動の森」協定を結んでいる安寿の森(吉田国有林)と吉田交流センターで実施しました。
【安寿の森で記念標柱の埋設と記念植樹の様子】
開講式
署長から「普段触れることがないかもしれない自然の中で、木に触って、感じて、楽しむこと。それらを通して、今日の森林教室で森林について学んで下さい。」
また、安来市農林振興課長から「平成2年より長年継続している森林教室です。昨今よく耳にする地球温暖化、それに対する森林の役割について理解を深めていって欲しい。」との市長の挨拶を頂きました。
森林教室
紙芝居を用いて、「木材のヒミツ」についての読み聞かせを行いました。木材にある意外な効果やヒミツについて、児童たちは真剣に聞きながらメモを取っていました。
【紙芝居を真剣に聞く児童】
木工教室
間伐材の板と木の実などの飾りを使ってネームプレート作りをしました。その後、丸太切り体験!少し苦労していましたが、みんなとてもスムーズに丸太切りをすることが出来ました。切ったスギからとても良い匂いがするとの声も聞こえてきました。
ネームプレート作りや丸太切りなどで、児童と吉田寿会の方々との世代間交流もあり、とても和気あいあいとした森林教室となりました。


【ネームプレート作り】 【寿会と一緒に丸太切り】
閉講式
児童代表から「森林や木材の働きについて学んだり、工作でネームプレート作りをしたりしたのがとても楽しかったです。グループごとに協力して片付けをしたことで仲が深まりました。今日の森林教室で森林を身近に感じることが出来ました。」と挨拶があり、森林について今まで以上に理解を深めてもらうことが出来ました。これからも森林についてより興味を深めて、森林を大切にしていって欲しいと思います。
【みんなで笑顔でピース】
お問合せ先
島根森林管理署
ダイヤルイン:050-3160-6130