コンテナ苗の活用による低コスト造林
近畿中国森林管理局では、低コスト造林に有効かつ効果的な手法の一つとして、コンテナ苗の活用による低コスト造林の技術開発及び普及を図るため、低コスト造林現地検討会等の開催に積極的に取り組んでいます。
コンテナ苗
コンテナ苗とは、『容器の内面にリブ(縦筋上の突起)を設け、容器の底面を開けるなどによって、根巻きを防止できる容器(林野庁が開発したマルチキャビティコンテナや宮崎県林業技術センターが開発したMスターコンテナ等)で育成された苗』をいいます。
コンテナ苗は、植付適期が広い、専用器具の使用により植付技術を問わない(植付が容易)、植付効率が良い等のメリットがある一方で、1本あたりの単価が普通苗の約2倍と高いことから、大量生産や技術革新による価格低下が今後の課題といえます。
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専用器具を使用したコンテナ苗の植付手順
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植付位置を決め、ディブル(植栽器)のペダルを踏込み植穴を掘る。 |
ディブルにより形成した植穴にコンテナ苗を差込む。 |
植穴とコンテナ苗が密着するように踏固め、乾燥防止策として苗木根元に落葉等を寄せる。 |
お問合せ先
森林整備部 森林整備課
担当者:課長補佐
代表:050-3160-6700(内線3512)
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