林業専用道指針
森林・林業再生プラン推進本部の下に設置された路網・作業システム検討委員会での論議を踏まえ「林業専用道作設指針」が定められました。林業専用道の作設に当たっては、林業作設指針に基づき、地形・地質の面から十分な検討を行い、規格・構造の簡素化を旨として、できるだけ地形に沿って計画することとされました。
このため、路線選定に当たっては、いかに擁壁等の構造物を設けず、かつ土工総量の縮減が図られるかを念頭に線形を選定し、開設経費の縮減を図るとともに、現地の地形・地質等の条件から真に必要な場合には、作設指針に定める路肩の拡幅、法面保護工の実施、擁壁等の構造物の設置等を検討し、10トン積程度のトラックが安全に通行できるよう適切な設計及び施工を図ることとされています。
また、擁壁等の構造物の設置等を行う場合でも、安価な工種・工法の選定や数量の縮減を検討することとされています。
林業専用道の開設等イメージ図
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平面線形
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縦断線形
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排水施設
お問合せ先
森林整備部森林整備課担当者:設計指導官
代表:050-3160-6700(内線3513)