森林共同施業団地
地域の森林整備を進めていくためには、地域の森林所有者と隣接する国有林が共同して、作業道等の路網を作設し、この路網を活用した森林整備や木材の協調出荷、販売を実施していくことが有効です。このため、国有林では民有林との間において、地域における森林の活性化を目的とした「森林共同施業団地」を設定し、民国連携した協調施業等に向けた取組を進めています。
民国連携による森林共同施業団地について
国有林を管理する森林管理署と民有林の森林所有者とが連携して、森林整備推進に関する協定を締結し、森林共同施業団地を設定する仕組み。これにより民国の境界にとらわれない効率的な路網の整備や、木材の協調出荷、販売を実施することができ、施業の低コスト化、木材の安定的な供給等が期待されます。
この民国連携による森林共同施業団地は、平成9年に始まり、岡山森林管理署管内ではこれまでに下記の5団地が設定されています。
岡山森林管理署管内の森林共同施業団地
新見市大佐大井野地域森林共同施業団地(新見市)335ha
新見市大佐田治部地域森林共同施業団地(新見市)207ha
新見市神郷高瀬地域森林共同施業団地(新見市) 1,340ha
真庭市湯原湖北部地域森林共同施業団地(真庭市) 1,167ha
奈義町馬桑地域森林共同施業団地(奈義町) 105ha
お問合せ先
岡山森林管理署
〒708-0006 岡山県津山市小田中228-1
TEL:050-3160-6135