メールマガジン第12号
近畿中国森林管理局メールマガジン[平成19年6月4日第12号]
もくじ
- モデル校での実践を踏まえて「森林環境教育プログラム」(子ども向け)を作成!
- 島根県における森林整備に関する覚書の締結と施業の共同化の推進
- 「森の絵画教室」参加者募集のお知らせ
- 森林管理署紹介シリーズ5東海自然歩道西の起点
「明治の森箕面自然休養林」[京都大阪森林管理事務所] - 販売情報
林野・土地の販売
林産物の販売 - 近畿中国森林管理局「展示ギャラリー」からのお知らせ
1.モデル校での実践を踏まえて「森林環境教育プログラム」(子ども向け)を作成!
箕面森林環境保全ふれあいセンターでは、平成18年度の取組として、大阪府箕面市立豊川北小学校をモデル校とする実践活動を踏まえた子ども向けの森林環境教育プログラムを作成しました。 本プログラムの特徴は、生態系の知識や生活文化まで繋がるストーリーのあるプログラムとする観点から、
1.体験から始めて森林を診る
2.体験をふりかえる
3.体験を通じて思考を深める
4.学び全体をふりかえり学びの意味を深化させる
という「学びの場の構造」を組み込んだものとなっています。
当局としては、本プログラムが広く普及されることによって様々な実践的な検証が重ねられ、より充実した森林環境教育が推進されることを願っています。
http://www.kinki.kokuyurin.go.jp/kyoku/category_d/d-02/press070521.html
2.島根県における森林整備に関する覚書の締結と施業の共同化の推進
5月18日、島根県、近畿中国森林管理局及び独立行政法人緑資源機構中国四国森林整備局は、民有林と国有林が連携して多様で豊かな森林づくり と森林資源の循環利用を進めていくため、
1.重点的に発揮すべき機能に応じた森林整備の積極的な実施。
2.森林共同施業団地を設定し、効率的な施業の実施による生産性の向上 、木材の安定的な供給体制の確立。
3.必要な作業路網の開設及び維持管理について、国有林と民有林が一体となって計画的に実施。
すること等を内容とした森林整備に関する覚書を締結しました。
今後は、覚書に基づき4年間で約50箇所の共同施業団地(約1万ha)を 設定し、4年後には団地から間伐材を中心に年間2万2千m3の木材を安定供給する計画となっており、地域における林業労働者の雇用創出、製材・ 合板・チップなど関連産業への経済効果、CO2の固定による地球温暖化防止への貢献等が期待されています。
また、同日には、奥出雲町八川地域において、覚書に基づく第1号の森 林整備推進協定が締結され、民国連携による森林整備と木材生産が開始されました。
【詳細については、フォレストニュース「森のひろば」6月号で紹介します。】
http://www.kinki.kokuyurin.go.jp/kyoku/category_d/d-03.html
3.「森の絵画教室」参加者募集のお知らせ
近畿中国森林管理局では、第6回「森と木の絵画コンクール」の一環として、森の中で自然や木とふれあって、その楽しさ、美しさを絵にする「森の絵画教室」の参加者を募集します。
概要は、以下のとおりです。
- 開催日平成19年7月1日(日曜日)
- 募集区分小学生(保護者同伴)
- 開催場所大阪府箕面市箕面国有林エキスポ90'みのお記念の森
- 集合北大阪急行電鉄千里中央駅午前9時30分
- 解散北大阪急行電鉄千里中央駅午後3時30分頃
- 指導洋画家山田倫子氏
- 主催近畿中国森林管理局
- 募集人員先着30名様(定員になり次第締切)
- 参加費 ひとり100円(保険代ほか)
- 持ち物
絵の道具画用紙、スケッチブック等の用紙
クレヨン、クレパス、色鉛筆、水彩絵の具等、各自使いたいと思う物(油彩は除く)
弁当、水筒、雨具、動きやすい服装(長袖、長ズボン)運動靴、レジャーシート
空のペットボトル2本(水彩画の方のみ) - 参加申込電話、ハガキ、FAX、E-mailでお申し込み下さい。
〔お名前、年齢、ご住所、電話番号、参加人数をご記入下さい〕 - 申込期限6月22日(金曜日)
(定員に達しなくても締め切らせていただきます。)
近畿中国森林管理局指導普及課 緑の普及係
TEL 050-3160-6753FAX 06-6881-3564
住所〒530-0042大阪市北区天満橋1-8-75
E-mail kc_shidou@rinya.maff.go.jp
4.森林管理署紹介シリーズ5
東海自然歩道西の起点「明治の森箕面自然休養林」
[京都大阪森林管理事務所]
(近畿中国森林管理局広報紙「フォレスト・ニュース森のひろば」)
http://www.kinki.kokuyurin.go.jp/kyoku/category_d/d-02/kyotomino.pdf(PDF:86KB)
5.販売情報
林野・土地の販売
森林管理局では、宿舎跡地など事業実行上不要となった土地等の売り払いを進めています。公売への参加は、個人や会社はもちろんのこと、不動産事業を目的とした方でも参加することができます。(近畿中国森林管理局)
http://www.kinki.kokuyurin.go.jp/kyoku/category_d/d-04/i_d-04-01.html
(林野庁)
http://www.kokuyurin.maff.go.jp/expres/buy_01_1.html
林産物の販売
地球温暖化の防止と併せ、資源の循環型社会の形成や地域振興等を目的として計画的な販売を行っています。
http://www.kinki.kokuyurin.go.jp/kyoku/category_d/d-04/i_d-04-04.html
6.近畿中国森林管理局「展示ギャラリー」からのお知らせ
「農林水産業やふるさとの情報発信基地」として、展示ギャラリーを開設しています。多くの国民の皆様に対して「森林の保全・整備及び利用の促進、農林水産業、農山漁村及び中山間地域等の振興」に関する情報提供、普及啓発等に取り組んでいます。
場所:近畿中国森林管理局1階情報コーナー
大阪市北区天満橋1丁目8月75日
JR大阪環状線桜ノ宮駅下車、西出口から徒歩5分
(大阪駅から外回り・天王寺駅から内回り)
【6月~7月展示内容】
- 「ふれあいセンター」ってどんなとこ?(現在展示中6月8日まで)
【近畿中国森林管理局・四国森林管理局】 - 6月は食育月間、毎月19日は食育の日(6月11日~6月22日)
【近畿農政局大阪農政事務所】 - 富士山の世界文化遺産の登録に向けて(6月25日~7月6日)
【静岡県大阪事務所】 - みんなで守る、いのちの地域資源(7月17日~7月27日)
【近畿農政局消費安全部消費生活課】
編集後記
地球温暖化対策、外国産原木の価格上昇など林業・木材産業に絶好の追い風が吹いている中、全国各地で国産材の最大の課題である原木の安定供給に向けた様々な取組が始まっています。管内の島根県においても全国に先駆けて、民有林・国有林が連携した施業の共同化による森林整備と木材の安定供給の取組が始まりました。国産材時代を現実のものにするためにも今後、民有林と国有林の更なる連携の強化が望まれます。
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