緑の回廊
森林は、きれいな水や空気を生み出すとともに、貴重な野生動植物を育み、そのすみかとして大切な役割を果たしています。犀川源流部や白山周辺に広がるブナ等の原生的な白山山系の森林に生息する野生動植物の生息環境を守るために、「白山森林生態系保護地域」をはじめとする保護林を設定してきました。
平成14年4月、このような保護林同士をつなぎ、これまで以上に、より効果的に動植物の生息環境を守るため、「白山山系緑の回廊」を設定しました。
「白山山系緑の回廊」は、石川、福井、富山、岐阜の4県にまたがり、延長は約70キロメートル、面積は60,504ヘクタールになります。
石川森林管理署管内には、18,012ヘクタールの緑の回廊があります。