白山まるごと体験教室「蛇谷峡谷＆蛇谷風景林で見る・遊ぶ・学ぶ」を開催しました

  7月9日(土曜日)に石川森林管理署が管理する蛇谷国有林において、白山まるごと体験教室「蛇谷峡谷＆蛇谷風景林で見る・遊ぶ・学ぶ」を開催しました。
  このイベントは、石川県白山自然保護センター、石川森林管理署、白山自然ガイドボランティア友の会が連携して今回で3回目の実施となります。

  当日は曇りがちの天気でしたが気温も高すぎず、絶好の登山日和となり、一般公募で集まった小学生の子どもを含めた家族連れを主に、下は10歳以下、上は70代と合計25名の幅広い年齢の方が参加しました。
  4班に分かれての白山白川郷ホワイトロードの三方岩駐車場から、三方岩までの1.2kmを歩き、道すがら登山道沿いの植物を観察したり、説明したりしました。
  案内スタッフからの説明では、ブナの実とクマが山に降りてくる関係性、高山に生えてくるニッコウキスゲ、ホワイトロードについて等々の説明を熱心に聞き入っていました。
  当職員も案内スタッフを担当し、白山緑の回廊について、林野町が行っている日本美しの森のPR等々、林野庁が行っている各種の取組や、仕事を小学生でも分かるような言葉で説明しました。

  石川森林管理署は今後とも関係機関と連携しつつ、このような地域の催しに積極的に協力していくとともに、国民の皆様に森林、林業や木材について興味を持っていただけるよう、各種イベントにも取り組んでいくこととしています。

（写真1)登り始め	（写真2）植物の説明を聞く参加者
（写真3）群生するニッコウキスゲ	（写真4）説明する石川署の職員