大型排水管を活用した有害鳥獣捕獲個体の埋設処理についての現地検討会の開催について
令和6年12月18日(水曜日)、たつの市の新宮滝谷国有林において、大型排水管を活用した有害鳥獣捕獲個体の埋設処理施設と「小林式誘因捕獲法」を紹介する現地検討会を開催しました(兵庫県内の行政機関や有害鳥獣捕獲事業者をはじめ九州地方や中国地方からの参加を含め総勢66名が参加)。
ニホンジカによる森林被害が深刻化する中、捕獲した個体の埋設処理が捕獲者の負担となっており、その解決策の一つとして期待される大型排水管を活用した埋設処理施設の実証試験及び近畿中国森林管理局職員が開発し普及に取り組んでいる「小林式誘因捕獲法」について紹介しました。
意見交換では、大型排水管の設置方法や今後の普及に向けた横展開等についての質問があり、農林業におけるシカ被害対策への関心の高さが伺えました。
当署では、今後もシカ被害対策をはじめとする地域課題について、民有林関係者と連携しながら取り組み、情報発信を行っていくこととしています。
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署長による開会挨拶 |
大型排水管の設置方法の説明の様子 |
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大型排水管の設置状況の見学風景 | 小林式誘因捕獲法の実演 |
お問合せ先
兵庫森林管理署
担当者:地域業務対策官
ダイヤルイン:050-3160-6170