広島市立似島中学校の職場体験を受入れ

令和7年2月27・28日の2日間、広島市立似島中学校の生徒1名を受け入れて職場体験学習を実施しました。

 初日は、最初に管内概要・林野庁の概要・安全作業の注意点などの説明を受け、その後、治山工事現場へ移動し治山施設の見学・ドローン操作の体験をしました。生徒は初めて操作するドローンにも直ぐに慣れ、国有林ではドローンが各種調査に活用されていることを学びました。林道の現場では鍬とスコップを使って、側溝に溜まった土砂を取り除き、雨水が流れるようにしておくことの重要性を理解していました。

 2日目は似ノ島国有林で森林官業務の体験として、境界管理の作業を行いました。民有地との境にあるある石標を図面とモバイルマッパーで探し、スプレーで着色するとともに、周辺の樹木にピンクテープで目印を付ける作業を行いました。似ノ島国有林は生徒が通っている中学校の裏にある山ですが、身近に国有林があることに驚いていました。

 中学生からは、「森林管理の大切さを理解した、体力をつけたい、作業は楽しい」との感想がありました。


ドローン操作


側溝の土砂をスコップで取り除く


石標にスプレーで着色