インターンシップin広島森林管理署
令和4年8月30日から9月1日までの3日間、近畿大学の学生1名が当署でインターンシップに参加しました。インターンシップは、就業体験実習を通じて職業意識を醸成するとともに、国有林野事業に対する理解を深めてもらうことを目的としています。そしてこの取組が、国家公務員試験の受験者、中でも林野庁志望の学生を増やすことに繋がり、今後の新規採用者の確保に向けての一役になればと思い取り組んでいます。
3⽇間のインターンシップでは、治山事業の監督業務や施設点検、収穫調査の実務、造林の除伐調査、シカの被害対策、木材生産の取組、都市近郊林での危険木処理について、現場と座学を通して体験しました。
中でも、当初から学生が関心の高かった豪雨災害の復旧の状況については、職員の説明を熱心に聞き取っていました。
また、測量や木の生長調査は雨の中での作業となり、現場作業の大変さも体験できたと思います。
【学⽣のコメント】
今回の3日間のインターンシップによって、森林管理署の業務内容や国有林の概要、公務員として働くということについて、より理解が深まりました。
治山の現場では、土砂の崩れ方や目的によって工事の施工方法を変えていること、森林管理署の職員と現場の施工業者との関係性など、大学の講義や調査のみでは学びにくい現場の実情を学ぶことができ、実際に森林管理署で働く際のビジョンが想像しやすくなりました。森林管理署での業務についてますます興味が高まりました。今回経験したことや学んだことをこれからの進路選択に活かしていきます。
豪雨災害の復旧計画について実習(東広島市黒瀬町)
(下方は広島国際大学)
治山工事の監督業務について実習(東広島市八本松町)
コンパス測量の実習(東広島市福富町 段原山国有林)
お問合せ先
広島森林管理署
代表:082-247-2201
FAX番号:082-247-5822