シカ被害対策に関する現地検討会を開催
令和8年3月4日(水)、広島市安芸北区の押手山国有林においてシカ被害対策をテーマとして現地検討会を開催しました。
検討会には県・市の獣害担当者や林業事業体など約50名が参加し、鋼製防護柵のほか、従来の樹脂製ネット防護柵や単木保護管なども見学いただき、今後のシカ被害対策について意見交換を行いました。



各地でシカの増加に伴う林業被害が問題となっていますが、生育の途中で樹皮を剝がされたことが原因となって樹木内部の一部に腐朽が発生し、伐採後の収益に大きな影響が発生するケースが見られます。
シカ被害対策としては、植栽した苗木の食害を防止するために樹脂製ネットのシカ防護柵が設置されますが、耐用年数は数年程度とされていることから、こうした従来の防護柵では植栽から伐採まで数十年間にわたって剥皮を防止することは困難です。
これに対して、鋼製ネットを使用した防護柵は耐久性が高く、10年以上にわたって被害を防ぐことが可能であると考えられますが、広島県内では農地にしか設置実績がなかったことから、当署では県内で初めてとなる林業用の鋼製防護柵を令和7年度に設置し、剥皮被害に対する有効性について検証を進めているところです。
設置した鋼製防護柵
剥皮が原因と見られる元玉部の腐朽
お問合せ先
広島森林管理署
ダイヤルイン:050-3160-6145




