令和5年度第1回近畿中国森林管理局国有林材供給調整検討委員会の開催結果について

令和5年6月2日、近畿中国森林管理局において、「令和5年度第1回近畿中国森林管理局国有林材供給調整検討委員会」を開催し、全国及び当局管内の木材の需給動向について、事務局からの説明や各委員からの現況報告により、国有林材の供給調整の必要性等について検討を行いました。
検討の結果、「木材需要は落ち込んでいるものの、直ちに国有林材による供給調整を行う局面にあるとは判断しない。ただし、地域での樹種や用途等の需要動向、民有林材の出材状況、木材の輸出入状況、住宅着工戸数等について注視していく必要がある。なお、国有林においては、地域における需給動向等の情報収集・分析を行いながら、素材生産事業の計画的な実施による安定供給に取り組むとともに、立木販売においても引き続き購入意欲向上に向けた搬出条件の整備を行いつつ、計画的に販売を進める。」との意見が取りまとめられました。