にちなん中国山地林業アカデミー現地実習(2020.11)
令和2年11月2日、にちなん中国山地林業アカデミーの実習を受け入れました。6月に続き今年度2回目の協力となります。
今回は当センターもメンバーとなっている「里山広葉樹活用・再生プロジェクト(以下里山PJ)」について紹介しました。
里山PJでは、高齢化が進む里山の健全化と、里山の所有者の利益率向上の両立を目指しています。 そのために、広葉樹を効率的に伐採する方法と、伐採した木材を効果的に販売する方法を検討しています。
森林技術・支援センターにて、所長より里山PJの概要等を説明したあと、津山綜合木材市場新見支店に移動して、伐採した里山広葉樹材が市売りにかけられる様子を見学しました。
広葉樹の市売りは初めてという研修生が多く、丸太についた値段を見て驚く姿も見られました。
その後、釜谷国有林に移動して、里山PJの試験地を見学しました。
平成29年度、令和元年度、令和2年度と伐採を行いましたが、それぞれの箇所で伐採方法を変えており、その目的や意図などの説明を行いました。
あいにくの雨でしたが、研修生は現地を見ながら積極的に質問をするなど、森林づくりに対する真剣な姿勢が印象的でした。




お問合せ先
林野庁 近畿中国森林管理局 森林技術・支援センター
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