新見市立井倉小学校5・6年生 森林教室 2020
令和2年6月16日、井倉小学校5・6年生を対象に森林教室を行いました。
井倉小学校5・6年生では総合的な学習の時間として、新見地域の産業について学び、地域活性化のために働く人々の思いにせまることをテーマに勉強しているそうです。 私たちは林業についての導入部分を担当させていただきました。
まずは森林に対してどんなイメージを持っているか質問しました。 「生き物のすみか」「空気をきれいにしている」などの答えがあり、それをもとに「森林の機能」について紹介しました。
次に新見市の森林の特徴について、3択クイズで説明しました。初めは難しそう…という雰囲気でしたが、当てずっぽうで大丈夫!ヒントもあるよ!と言うと、積極的に答えてくれました。
新見市には人工林(人が植えた森林)が多く、樹種はヒノキが多いという特徴を知ってもらったところで、スギとヒノキを実際にさわってもらいました。
葉っぱのさわり心地、匂いや木の皮の違い、枝は簡単に折れるのか…それぞれの着眼点でさわってくれました。
それから、林業という仕事のこと、計画的に木を伐ることは環境を守ることにつながること、そのために間伐(森林の一部の木を伐ること)が重要という話をしました。
最後に、森林の多い新見市にとって、林業は大切な仕事だとまとめました。
その後の総合的な学習の時間で、林業の現場やバイオマス発電所を見学したそうです。新見市の森林・林業について、楽しく学んでくれていたら嬉しいです。


後日、お礼のお手紙が届きました。 壁に貼ろうとした時にふと過去の掲示物を見ると、なんと5年前の平成27年7月に井倉幼稚園で行った森林教室のお礼のお手紙でした!
今回のお手紙と同じお名前もあり、子どもたちの成長ぶりに驚かされました。 当時のお手紙と、今回いただいたお手紙を掲載したいと思います。ありがとうございました。


お問合せ先
林野庁 近畿中国森林管理局 森林技術・支援センター
住所:〒718-0003 岡山県新見市高尾786-1
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