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近畿中国森林管理局

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    森の巨人たち100選「桃木峠の大杉」観察会を開催しました!

    令和6年8月11日(日曜日)に、山の日を記念して森の巨人たち100選「桃木峠の大杉」観察会(主催:桃木峠の大杉保全協議会、共催:福井森林管理署、阪谷公民館)を5年ぶりに開催しました。

    桃木峠の大杉は、大野市の経ヶ岳国有林に所在する樹齢500年以上と言われるスギの巨木です。また、今の福井市で生まれ白山を開山した泰澄大師が、峠を通過する際に食事し、食後に地面に突き刺した箸が成長して大杉になったという伝説があります。大野市指定天然記念物に指定されており、平成12年には森の巨人たち100選に選定されました。

    当日は、大野市阪谷公民館へ集合した4名の参加者の前で桃木峠の大杉保全協議会の森会長と福井森林管理署の総括森林整備官が挨拶をしてから大杉へと向かい、現地で桃木峠の大杉や周囲の自然の観察を行いました。また、森林への理解を深めてもらうために福井森林管理署で用意した森林に関わるクイズと紙芝居を実施しました。

    巨樹・巨木は目測では樹高が分かりにくいので、超音波樹高計を用いた樹高の測定体験を実施したところ30m弱という結果となりました。参加者は幹廻りが8mもある巨樹の迫力に圧倒されながらも笑顔で大杉に触れていました。

    この大杉を500年以上も受け継いでくださった先人に倣い、私たちも責任をもって後世に引き継ぐ必要があると改めて実感しました

      
    大杉の前での集合写真 クイズの様子

    お問合せ先

    福井森林管理署

    ダイヤルイン:050-3160-6105