吉野山森林植生観察会(秋季)を開催
秋の植生を観察、調査し記録
平成29年9月23日(土曜日)、自然再生モデル事業地の吉野山国有林で、北海道アウトドアガイド(自然)の木村マサ子氏を講師に、秋季の森林植生観察会を開催しました。
当モデル事業地は、平成16年から「多様性のある森林への再生」を目指してボランティア団体及び一般参加者を募集して森林整備を行ってきた箇所で、これまでの取組みにより、植生がどのように変化したのか調査することを目的としており、今回は13名が参加し実施しました。
この日は、天候に恵まれた青空の下で、一昨年の冬に間伐が行われた箇所の調査を初めて行い、「アメリカヤマゴボウ」など新たに数種類の植生や、花の配列が水引(紅白)に似ていることが名前の由来となった「ミズヒキ」などの花、黄金色に実った「マタタビ」など、多くの植生を確認できました。
花を観察するだけでなく、花の名前の由来や果実の食べ方、似ている植物の見分け方を学習しながらの観察会は「勉強にもなり楽しい」など意見をいただいて、本日の調査を終了しました。
来年も引き続き観察会を行う予定です。興味のある方はぜひ当ふれあいセンターまでお問い合わせ下さい。
観察会の様子
マムシグサの実
アメリカヤマゴボウの花
黄金色のマタタビ
お問合せ先
駒ヶ岳・大沼森林ふれあい推進センター
ダイヤルイン:0138-86-6897