天然林試験地の視察に上川総合振興局から(平成29年7月21日)
平成29年7月21日(金曜日)、上川総合振興局南部森林室の方々が、森林技術・支援センターの試験地を視察に訪れました。
視察の現地は、士別市の国有林にあり、平成18年度~25年度の期間で実施した技術開発課題(「天然林での樹種の多様化を図る更新方法の開発について」)の試験地です。
当試験地は、天然林の更新において樹種の多様化を図るための更新方法を開発することを目的としたものです。
その成果としては、小面積伐採による照度の抑制と、地がき等の更新補助作業によって、樹種間の競合におけるカンバの一方的優占が抑えられ、樹種の多様化に向かっていることが確認されています。
(詳細はこちら 天然林試験地更新資料(PDF : 1,342KB) )
山嵜森林技術専門官の説明
更新木の様子
視察された方々は、更新している稚樹・幼樹の状況のほか、特に上層木の開空度合い(光環境)について関心を持たれ、南部森林室の業務の参考にしたいとのことでした。
森林技術・支援センターでは、今後においても自治体等の民有林関係者などに成果の普及を行うため、技術開発試験地視察等の要望に応えていきたいと考えています。
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お問合せ先
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