能代高校二ツ井キャンパス
植樹体験
秋田県立能代高校二ツ井キャンパスでは、世界自然遺産地域「白神山地」の魅力を伝えられる生徒を育成し自然を守る気持ちを深めることを目的とした「白神プロジェクト」の一環として、6月25日に1年生と3年生合わせて29名によるフィールドワークをNPO法人あきた白神の森倶楽部主催で行われました。当センター職員は植樹指導及び白神山地の観察ガイド等として応援をさせていただきました。フィールドワークでは、午前中に森林が出来る過程や、植栽の必要性を学び、スギ人工林伐採跡地にブナ苗木200本の植樹体験を行いました。生徒たちは暑い中、マスク姿で汗をかきながら一生懸命に植樹を行い、予定時間に終わらすことができました。




自然観察会
午後からは、岳岱自然観察教育林で自然観察会を行い、雨を地中に浸透させて貯めこむ“水源(すいげん)涵養(かんよう)”や空気浄化等森林の重要性を学びました。林内は涼しく、湧き水が流れる空間があり、巨木がおりなす神秘的な風景の広がりに、高校生たちは目を輝かせ散策していました。
生徒たちにとって、「白神プロジェクト」が白神山地の魅力を感じる機会であるとともに、直接自然に触れたことにより、森林や林業、ひいては環境問題について考えるひとつのきっかけとなればと思いました。







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藤里森林生態系保全センター
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