八幡平生物群集保護林
はちまんたいせいぶつぐんしゅうほごりん

1. 概要
- 岩手北部森林管理署、米代東部森林管理署、秋田森林管理署
- 所在 岩手県八幡平市、秋田県鹿角市、仙北市
- 設定 平成11年4月1日
- 面積 10,234.55ha
2. 設定目的
- 奥羽山脈の中央に位置する八幡平を中心とした山岳地帯に位置し、山地帯から亜高山帯の典型的な垂直分布を示している。また、散在する高層湿原があり、希少な植物が見られる。
これらの植物群落を一体のものとして保存するとともに、奥羽山脈緑の回廊の核として森林生態系の効果的な保全に資するために設定する。
3. その他
- 取扱い方針
多種な植物群落を一体のものとして保存するとともに、繁殖または生息する動物にも留意し、自然の推移に委ねた場合の観察・記録を行い学術研究等に資する。 - 法令制限
水源かん養保安林、保健保安林、岩手県・秋田県指定八幡平鳥獣保護区特別保護地区及び普通地区、国指定天然記念物(大揚沼モリアオガエルおよびその繁殖地)、十和田八幡平国立公園 - 留意事項
平成11年に岩手県側(岩手北部署)において、奥羽山脈縦断自然樹林帯の核として森林生態系の効果的な保全に資するために八幡平植物群落保護林に設定された。その後、平成18年に秋田県側(米代東部署、秋田署)に拡大した。
お問合せ先
計画保全部 計画課
担当:生態系保全係
ダイヤルイン:018-836-2092