ホーム > 政策情報 > 事業概要 > 国有林の管理経営 > 計画に基づく管理経営の実施 > 流域管理アクションプログラム > 第3次アクションプログラム(平成19年度~平成21年度)の取組事例
(津軽流域)
平成21年8月27日、地元自治体、ボランティア団体等と連携し、「マザーツリー」の愛称で知られる「ぶな巨木ふれあいの径」の整備を環境保全型素材により簡易舗装し、車イスで利用できるよう整備した。観光客やガイド団体等から、国有林の取組を理解されました。
ボランティアによる歩道整備後の様子
(馬淵川上流流域)
平成21年6月、林業・林産業関係者に年間の立木・素材の供給見通しの説明会を開催。年間計画に基づき、合板工場等へ約500m3を供給、治山ダム型枠(木製型枠パネル)等への木材を約621m3(素材換算立)使用しました。
間伐講習会の様子
(北上川中流流域)
国有林間伐箇所をフィールドに低コスト作業システムの現地研修会を実施した。また、研修会以外でも各方面から列状間伐、低コスト路網作設箇所等の視察を受け入れ、国有林での列状間伐実施箇所を公開するとともに、流域活性化センターや岩手県と連携して、民有林・国有林の現場で研修会・検討会を実施しました。
国有林内の列状間伐箇所での検討会
(米代川流域)
平滝スギ人工林施業モデル団地における作業道等案内図の設置しました。また、フォレスター等連絡会議における育成複層林施業等促進のための現地検討会を開催しました。
作業道等案内図の設置
(置賜流域)
置賜公益の森づくり協議会等と連携し、地域材の消費拡大と安定的な木材の供給を推進するため、シンポジュウムの開催、低コストでの木材生産に向けた列状間伐検討会を開催しました。
バイオマス検討会(最上町バイオマスタウン見学)
(東青流域)
東青流域活性化センターと連携し、流域の林業・木材産業の活性化の取組として、素材安定供給・供給体制整備研究会を2回開催するともに、間伐推進のための低コスト作業道研修会等を開催し活性化を図りました。
素材安定生産・供給体制整備研究会
(北上川上流流域)
平成20年8月、岩手県、林業活性化センターと連携し、参加者20名により過去にアカマツ天然更新箇所に針広混交林を進めるための技術検討会開催しました。
アカマツ天然更新箇所の検討会
(雄物川流域)
平成20年度は、労働基準監督署と連携し、「林業安全の日大会」を開催し、林業従事者300名が参加した。また、「かかり木の処理」での災害防止に向けて安全管理講習会を開催し、100名が参加しました。
横手市森林組合による「災害事例と対策」についての実演
(米代川流域)
平成20年度は、秋田県、秋田県森林組合連合会、流域内の森林管理署等とが連携し、米代東部署管内において表土ブロック積工法の実演会と、意見交換等を実施しました。
低コスト路網現地検討会
(下北流域)
下北森林管理署では、平成19年11月27日、森林林業活性化センターと連携し、低コストで安全に搬出できる列状間伐を推進するための検討会(青森県、市町村、林業事業体等から50名参加)を開催しました。参加者は5班に分かれ、モデルとした現地を各々踏査後、署会議室に会場を移動し、各班毎に作業仕組の検討を行い、その検討結果を報告し、意見交換を行いました。
(北上川中流流域)
岩手南部森林管理署では、平成19年10月25日~26日、森林林業活性化センター等と連携し、低コスト路網整備の推進を図るための研修会(岩手県及び21林業関係機関等から90名参加)を開催しました。
研修会では、オペレーターが低コスト路網のの開設を踏襲するため、指導者とオペレーターが実際に重機を操作しながら作業路の作設を行いました。
(宮城北部流域)
宮城北部森林管理署では、平成19年6月1日、平成20年2月4日、森林林業活性化センター主催の「合板用材の供給等に関する会議」に出席し、今後の国有林材の供給量の見通しなどを紹介し、民有林・国有林が連携して、年間を通じて平準化した供給体制の意見交換が行われました。
(子吉川流域)
由利森林管理署では、一般市民を対象に、平成19年6月7日(22名参加)、10月11日(26名参加)、中島台の「あがりこ大王」(巨木100選)、「獅子ヶ鼻湿原」の山野草、「鳥海ブナ林施業公園」等を案内し、天然林施業の様子、高山植物の観察など自然に親しむ森林浴ツアーを行いました。
(庄内流域)
庄内森林管理署では、平成19年6月7日、ボランティア団体等と連携し、庄内海岸林において、松くい虫被害の温床となる松枯れ枝等の除去や下刈作業を行い庄内海岸の保全活動を行いました。