多様な森林づくり見える化プロジェクト
多様な森林づくり”見える化”プロジェクトとは
- 森林・林業基本計画では、国有林野事業は育成複層林化等の取組を先導的に進めることとしており、国有林野の管理経営に関する基本計画においても、公益的機能の持続的な発揮や森林吸収源対策等の観点から、多様な森林づくりの推進を重点的な取組に位置付けています。
- 自然条件や社会的条件を踏まえた多様な森林づくりについては、育成単層林(通常伐期・長伐期)、育成複層林(循環利用・誘導存置)が適切に配置されたゾーニングを行う必要があるほか、地域毎に実状を踏まえた検討が必要です。特に天然力を活用した育成複層林への誘導については、技術的な検証をさらに積み重ねる必要があります。
- これらを踏まえ、本庁と各森林管理局、各森林管理局間で実例を共有し、コスト意識も持った上で課題や改善策等の検討を行うため、各森林管理局に見える化プロジェクト区域を設定しています。
”見える化”プロジェクトの取組について
- 各森林管理局に見える化区域を設定し、自然条件・社会的条件を踏まえ将来の目標林型へ向けたゾーニング(施業群等)を再点検し、目標設定や伐採計画、実行課題等について、本庁報告会を通して多角的に議論をしながら、多様な森林づくりを推進します。
- 森林・林業基本計画では、「森林の有する多面的機能の発揮に関する目標」として下表のとおり目標とする森林の状態が定められています。
国有林における多様で健全な森林づくり

人工林の誘導の基本的な考え方

お問合せ先
計画保全部 計画課
担当者:計画課長
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