米代東部森林管理署の見所
平滝自然観察教育林
平滝自然観察教育林は、秋田県北西部に位置する大館市の平滝地域にあります。林相は、前方に天然秋田杉群、後方に広葉樹林の二つの地帯に区分されています。
ほぼ一斉林に近い天然秋田杉林分地帯は、一本あたりの材積も大きく、入口近辺にある広場には樹齢100~200年程度の天然秋田杉が林立していることもあり、荘厳かつ神秘的で素晴らしい空間が広がっています。また、広葉樹林地帯は林齢約100~150年で、カツラ、イタヤカエデ、ホオノキ等が混生し多種多様な自然美を満喫でき、また、森林散策路が整備されているので、森林浴や野鳥観察、紅葉狩りなどを楽しむことができます。地形も概ね緩傾斜地で、林内には小沢の流れもあって自然観察に優れた特徴を持っています。
このように、天然秋田杉に囲まれた広場や歩道があるので、小中学生の森林環境教育や市民の憩いの場として更に活用されるよう、大館市では今年度、自然観察教育林内の施設改修を行っており、また、当署では来訪した外国人への多言語化説明となるユニボイスを案内看板に設置しました。こうした案内板、トイレ、東屋、ベンチや簡易な遊具もありますので、ご家族や友人などで、食事や森林浴に訪れてみてはいかがでしょうか。
平滝自然観察教育林入口の天然スギなど | 東屋と林内の様子 |
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林内で一番太い天然スギ |
お問合せ先
林野庁東北森林管理局米代東部森林管理署
〒017-0031秋田県大館市上代野字中岱3-23
TEL:0186-50-6130
FAX:0186-50-6133