置賜森林管理署の見所
森林セラピー基地 ブナの森 温身平
山形県小国町は飯豊・朝日連峰に囲まれた山あいの町です。広大な町土の九割以上は森林で、その大部分はブナを中心とする広葉樹の森です。
夏には白いブナの幹に木漏れ日がおどる森の中でたくさんの動植物の命が育まれ、冬になると一面が真っ白な雪に包まれる恵み豊かな森。このブナの幹と雪から共通にイメージできる「白」を基に、ブナの森に囲まれた町全体を「白い森」と呼んでいます。
森には癒やしの効果があるといわれています。この効果を活かして心身の元気を取り戻すのが「森林セラピー」です。森が私たちの心身を癒やしてくれることは古くから知られていました。
森林セラピーの取り組みでは、この癒やしを科学的に検証するとともに、医学者・生物学者・芸術家・作家・登山家など様々な分野の専門家が連携し、優れた森を癒やしのフィール「森林セラピー基地」として認定しています。
小国町の南部、飯豊連峰の麓に位置する「温身平の森」でも平成十七年に癒やしの効果や森林環境に関する実証実験が行われました。その結果、極めて優れた癒やしの森としての特性を有することが確認され、平成十八年、全国初の森林セラピー基地に認定されました。
四季折々美しい表情を見せてくれる白い森は、心も身体も真っ白に洗濯してくれます。
森の香りやせせらぎの音、風の感触を全身で感じながら、選ばれた森だけが与えてくれる癒やしのひとときを楽しんでみませんか。
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落葉の温身平と冠雪した飯豊連峰 | 森林セラピー基地ブナの森 |
お問合せ先
林野庁東北森林管理局置賜森林管理署
〒999-1352山形県西置賜郡小国町大字岩井沢581-45
IP電話:050(3160)5860
電話:0238(62)2246
FAX:0238(62)3553