森林の役割
森林の維持増進のためにさまざまな活動を進めています
保安林の整備
土砂の流出・崩壊の防備や水源のかん養が特に求められる森林は「保安林」に指定し、良好な森林に整備しています。西都児湯森林管理署の管理する国有林は、全体の70%の森林が保安林に指定されています。これらの保安林には、災害を防止するための「えん堤」を設置したり、崩壊地の植生を回復したりする「治山事業」を推進しています。
木城町尾鈴国有林212林班
高鍋町柳国有林281林班
松林を甦させる防風柵工
保護林の指定
国有林では、貴重な野生動植物が生息・生育する森林などを保護林に指定し、その保護・保全に努めてきました。西都児湯森林管理署の管理する国有林は、尾鈴林木遺伝資源保存林(110ha)をはじめ、3カ所、160haの保護林があり、保護・保全が図られています。
木城町尾鈴国有林
216林班 コウヤマキ群生地
(尾鈴植物群落保護林)
木城町尾鈴国有林209林班
(尾鈴林木遺伝資源保存林)
西都市前谷国有林
106林班
(掃部岳林木遺伝資源保存林)
森林整備と木材の安定供給
再生可能な資源である木材を循環的に利用するため、自然条件等を勘案しながら、収穫と植林を繰り返して、木材を安定的に供給するよう努めています。
木城町尾鈴国有林237林班
(スギの植林地)
春の植林
夏の下刈