森林の機能類型
宮崎北部森林管理署では、耳川・五ヶ瀬川流域に広がる32,357haの国有林を管理しています。その多くは奥地脊梁山地や水源地域に広く所在しており、かつ、地域特有の景観や豊富な生態系を有し、国土の保全その他の公益的機能の高度発揮に重要な役割を果たしています。そのため、ひとつ一つの森林が重点的に発揮する機能によって、「山地災害防止タイプ」、「自然維持タイプ」、「森林空間利用タイプ」、「快適環境形成タイプ」、「水源涵養タイプ」に区分し、それぞれの機能に応じた適切な管理経営に努めています。
山地災害防止タイプ
山地災害防止及び土壌保全機根や表土の保全機能の発揮を第一とすべき森林
五ヶ瀬町波帰国有林
自然維持タイプ
原生的な森林生態系や希少な生物の生育・生息する森林など属地的な生物多様性保全機能の発揮を第一とすべき森林
美郷町樫葉国有林
森林空間利用タイプ
保健、レクリエーション、文化機能の発揮を第一とすべき森林
五ヶ瀬町波帰国有林
快適環境形成タイプ
騒音の低減や大気の浄化、木陰の提供等による気象緩和等、人間の居住環境を良好な状態に保全する機能を重点的に発揮すべき森林
水源涵養タイプ
水源の涵養の機能の発揮を第一とすべき森林
椎葉村三方界国有林
お問合せ先
宮崎北部森林管理署
〒883-0062
日向市日知屋17371-1
TEL:0982-52-2191