森林の役割
森林の維持増進のためにさまざまな活動を進めています
保安林の整備
土砂の流出、崩壊の防備や水源のかん養が特に求められる森林は「保安林」に指定し、良好な森林に整備しています。
熊本南部森林管理署の管理する国有林は、全体の91%の森林が保安林に指定されています。
これらの保安林には、災害を防止するための「えん堤」を整備したり、崩壊地の植生を回復したりする「治山事業」を推進しています。
湯前国有林 2021林班
花立国有林 2014林班
保護林の指定
国有林では、貴重な野生動植物が生息・生育する森林などを保護林に指定し、その保護・保全に努めてきました。
熊本南部森林管理署の管理する国有林は、九州中央山地(2,235ha)をはじめ、9カ所、2,926haの保護林があり、保護・保全が図られています。
大河平林木遺伝資源保存林
間国有林 30い林小班
森林整備と木材の安定供給
再生可能な資源である木材を循環的に利用するため、自然条件等を勘案しながら、収穫と植林を繰り返して、木材を安定的に供給するよう、努めています。
熊本南部森林管理署では、立木や丸太の販売により、その計画的かつ安定的な供給に努めています。
プロセッサによる枝払い・造材
フォワーダ(運搬)