署について(概要)
概要
東京神奈川森林管理署は、多摩・神奈川・伊豆諸島の3つの流域に広がる10,591ヘクタールの国有林と、1,061ヘクタールの官行造林地を管理経営しています。
芦ノ湖風景林越しの雄大な富士山の眺望
高尾山頂から富士山の勇姿に見入るハイカー
林況等
多摩流域の国有林は、八王子市の高尾山を中心に所在し、その面積は1,192ヘクタールです。森林の80%近くはスギ・ヒノキの人工林ですが、モミ、ブナ、イヌブナ、カシなどの天然林も残っており、四季を通した憩いの場として親しまれております。
神奈川流域は、神奈川県全域を区域とし、国有林は神奈川県の屋根と呼ばれる丹沢山地を主体に、相模原市の津久井地域、山北町の世附地域、箱根地域などに分布しており、面積は9,057ヘクタールです。森林の50%以上が天然林で、丹沢山地にはブナやモミなどを主体とする原生的な自然が残っており、保護林などに指定されております。
伊豆諸島流域は、東京都の島嶼部のうち小笠原を除く区域で、国有林は神津島、三宅島、青ヶ島、八丈島に所在し、面積は341ヘクタールです。
当署管内は、高尾山や箱根など首都圏から比較的近い観光地を抱え、都市近郊林として各種の公益的機能に対する要請が高い地域であり、保健休養・森林レクリエーション、有名な観光地の背景林あるいは近郊都市への水源林として重要な役割を有しています。
静岡・山梨県境の世附国有林、稜線部は丹沢緑の回廊に指定されています。
丹沢山地のブナ林
お問合せ先
東京神奈川森林管理署
代表:0463-32-2867