遊々の森「富士山麓ブナ林創造事業」でパトロールを行いました(富士市)
令和7年9月11日、富士市の職員2名と当署の職員3名により、遊々の森として国有林のフィールドを提供している「富士山麓ブナ林創造事業」のパトロールを行いました。
遊々の森「富士山麓ブナ林創造事業」は、平成18年12月に、富士市長と静岡森林管理署長との間で協定を締結し、森林教室や自然観察等の場として国有林を活用していただいている場所になります。(参考:協定締結による国民参加の森林づくり)
この場所は、平成6年度から行われている富士市の事業「富士山麓ブナ林創造事業」により、平成8年から平成12年に、富士市民や関係団体等のボランティアの参加を得て、ブナやケヤキ、ヒメシャラなどの広葉樹を植えられたところになります。
現在は、自然観察会等の場として活用されながら、植栽した広葉樹を大事に守り育てるための下草刈りやパトロール等を実施しておられます。
この日のパトロールでは、現地の状況の確認を行うとともに、今後の活動について打合せを行いました。

植樹したブナは高さ10mほどまでに成長

林内の様子

今後の活動について打合せ

クマ剥ぎ被害木

植樹した広葉樹に覆われた林内
富士市の担当者の方によると、「10月には、富士市が主催する子どもたちを対象とした自然観察のイベントを行う予定」とのことでした。
当署では、今後も国民参加の森林づくり活動を行う団体に対し、活動内容に関する助言や、情報の提供等を行ってまいります。
お問合せ先
静岡森林管理署
担当者:業務グループ 森林ふれあい担当
ダイヤルイン:054-254-3401




