プレスリリース

「成長に優れた苗木を活用した施業モデルに関する現地検討会」の開催について

現在、天竜流域において、人工林の多くが主伐期を迎え、各地で主伐箇所が増加すると同時に更新箇所も増加しており、造林コストの約8割が造林初期（地拵・植付・下刈）に集中しているため、いかに初期の造林コストを縮減させるかが喫緊の課題となっています。
瀬尻国有林では、スギの交配苗の形質評価(成長・材質・雄花着生量)を行いエリ－トツリ－、特定母樹、炭素貯留力に優れる系統を選抜する試験地を設定し試験・研究の実施や主伐(皆伐)後の再造林に当たっては、成長が早いスギのエリートツリー候補木苗による植林を行っています。
この取組に関する知識や技術等の普及を図り、天竜流域の林業の成長産業化に資するため、天竜森林管理署・静岡県西部農林事務所 天竜農林局・静岡県森林・林業研究センターが連携して現地検討会を開催いたします。

1.開催日時

令和4年11月18日(金曜日)10時00分から15時00分
(受付:9時15分から)

2.開催場所

浜松市天竜区龍山町瀬尻
瀬尻国有林839へ2林小班(集合場所：第1会場）
瀬尻国有林829に林小班(第2会場）
(別添開催場所案内図及び位置図参照)

3.内容

(1)エリートツリーの基礎及び概要について
(2)スギ交配苗の成長（エリ－トツリ－・特定母樹の選抜を目指して）及び生育試験地の概要等について
(3)令和4年度エリ－トツリ－候補木植栽地の説明
(4)苗木に関する需給調整・育苗等について
(5)出席者による意見交換

4.参加者

行政機関(国・県・市町担当)、林業事業体等

5.その他

(1)悪天候が予想される場合は、前日の16時までに中止を判断します。
(2)取材を希望される方は、11月17日(木曜日)までに担当へご連絡をお願いします。

6.添付資料

(1)「成長に優れた苗木を活用した施業モデルにに関する現地検討会」の開催について(PDF : 1,376KB)
(2)案内図及び位置図(PDF : 1,498KB)