プレスリリース
高性能林業機械の現地検討会の開催について ~4輪多関節型作業機械・ハーベスタヘッド・スキッダを活用して~
近年、森林資源が成熟するなか、この森林資源を循環的に利用し、森林の持つ公益的機能の高度発揮と持続的な森林経営を推進していく必要があります。
また、森林・林業基本計画において、気候変動による豪雨の増加等に伴い山地災害が激甚化・多様化していることを踏まえて、林地保全に配慮した森林施業についても推進していくこととされています。
これらのことから、木材生産現場における高性能林業機械による効率的な作業システムの導入及び林地保全に配慮した森林施業に資するため、本現地検討会を開催します。
1.概要
本現地検討会は、高性能林業機械の4輪多関節型作業機械等による立木伐倒等の実演を行います。4輪多関節型作業機械とは、4輪駆動のタイヤが付いた4本の脚がそれぞれ独立して稼働することによって、従来の重機で作業が困難な急傾斜地(最大傾斜45度)などでの作業が可能となります。また、従来、木材を搬出するために作設をしていた森林作業道を極力作設しないことにより、林地保全に配慮した施業の実施を可能とします。高性能林業機械の現地検討会の開催について(PDF : 141KB)
2.実施日時
令和7年12月2日(火曜日) 午前10時00分~午後12時00分(小雨決行)受付は午前9時30分から開始します。
3.実施場所
関東森林管理局 福島森林管理署白河支署管内福島県石川郡古殿町大字論田字下鵰巣国有林1224う2林小班外 (別紙1(PDF : 2,134KB)を参照)
4.実施内容
高性能林業機械の4輪多関節型作業機械にハーベスタヘッドを装着し、立木を伐採します。また、伐採した木をスキッダにより集材します。なお、今回の検討会は、機械を所有する株式会社アメリカ屋(福島県郡山市田村町)の協力のもとで実施します。
5.取材申込方法
検討会での取材を希望する場合は、令和7年11月28日(金曜日)までに下記の担当者まで御連絡をお願いします。6.参加予定者
県、市町村、林業関係機関、林業事業体、県内森林管理署等 (計50名程度を予定)7.その他
(1) 発熱等の症状がある方の参加はご遠慮ください。(2) 長靴、保安帽及び雨具等を準備のうえ、林地を歩ける服装で参加ください。
(3) 現地検討会における使用機械については、4輪多関節型作業機械はスパイダー、
ハーベスタヘッドはWOODY50、スキッダはPALFINGER EPSILON 社製のものとなっています。これらの機械については別紙2(PDF : 4,803KB)を参照してください。
お問合せ先
林野庁 関東森林管理局 福島森林管理署白河支署
担当者:業務グループ 総括森林整備官
代表 :0248-23-3135
Email :ks_shirakawa_postmaster@maff.go.jp




