(生態3)吾妻山(あづまやま)周辺森林生態系保護地域
1.森林管理署
福島森林管理署・会津森林管理署2.森林計画区
会津森林計画区・阿武隈川森林計画区3.所在地
福島県福島市・耶麻郡猪苗代町・耶麻郡北塩原村4.林小班
会沢国有林、姥滝外1国有林、鷲倉山国有林、家形外2国有林、神ノ森国有林、竹ノ森国有林、耶麻郡猪苗代町吾妻山外1国有林、北塩原村西吾妻山外1国有林170い外5.面積
8,197.69ha(保存地区:4,134.56ha 保全利用地区:4,063.13ha)6.設定年月日
平成6年7.法的規制
水源かん養保安林、土砂流出防備保安林、保健保安林、水源かん養保安林見込み地、国立公園第1種特別地域、国立公園第2種特別地域、国立公園第3種特別地域、国立公園特別保護地区、国立公園普通地域、砂防指定地、鳥獣保護区特別保護地区、鳥獣保護区8.設定目的
吾妻山周辺森林生態系保護地域は、吾妻連峰一帯に賦存するオオシラビソを主体とした亜高山帯針葉樹からなる原生的な森林と、湿原、雪田草原、瀑布等の変化に富んだ景観を有し、さらには、本地域を南限または北限とする植物の分布、原生的な森林に生息する貴重な動物類がみられる等自然に恵まれた地域である。このため、これらの原生的な森林生態系を保存することにより、自然環境の維持、動植物の保護、遺伝資源の保存、森林施業・管理技術の発展、学術研究等に資するため設定する。
9.特 徴
標高1,040~1,970m 保護林は、新高倉から一切経山(吾妻山)、東吾妻山の山麓まで広がり、北の一部分と南半分が天然生林となっている。吾妻山、前大嶺の東側には林地外が広がっている。
保護林の北側には鳥海朝日・飯豊吾妻緑の回廊が接続する。保護林は磐梯朝日国立公園に位置する。また、吾妻山風致探勝林と接続する。
全体として東西18km、南北12kmで、おおよそ220㎢の広大な面積を占め、標高2,000m級の山々が連なる雄大な景観を展開する連峰である。
10.保護・管理及び利用に関する事項
保存地区の森林は、原則として人手を加えずに自然の推移に委ねるものとする。保存利用地区の森林は、原則として、保存地区の森林に外部の環境の変化が直接及ばないよう緩衝の役割を果たすものとする。
11.保護林モニタリング概要
2018調査概要(PDF : 340KB)12.位置図
吾妻山周辺森林生態系保護地域(PDF : 422KB)お問合せ先
計画保全部 計画課
担当者:生態系保全係
ダイヤルイン:027-210-1265