（希少83）南房総（みなみぼうそう）モミ希少個体群保護林

1．森林管理署

千葉森林管理事務所

2．森林計画区

千葉南部森林計画区

3．所在地

千葉県夷隅郡大多喜町

4．林小班

32う2外

5．面積

5.56ha

6．設定年月日

平成2年4月1日(1990年4月1日)南房総暖温帯性植物群落保護林に設定。
平成30年4月1日 保護林範囲を拡充、旧南房総暖温帯性植物群落保護林から名称変更。

7．法的規制

水源かん養保安林、保健保安林、鳥獣保護区

8．設定目的

モミを主体とし、スギ、アカマツ等の針葉樹にカシ、シイ、シデ類やヤブツバキ、カエデ類等の広葉樹が混交する房総半島南部の代表的な天然林であり、学術上貴重である。
このため、モミを主体とする群落の希少な個体群を保護するため設定する。

9．特徴

標高190～210m。
保護林は勝浦ダムの北西に位置し、全てが天然生林である。
保護林全体に高齢木・老齢木からなるモミが生育し、中齢から高齢級のアラカシやウラジロガシが混生している林相にある。
モミの胸高直径は60～100cm程度である。

10．保護・管理及び利用に関する事項

禁伐、更新は原則として天然下種更新によることとする。

11.保護林モニタリング概要

2023調査概要(PDF : 5,267KB)

12.位置図

南房総モミ(PDF : 428KB)