(希少79)しらぬたの池モミ・スギ希少個体群保護林
1.森林管理署
伊豆森林管理署2.森林計画区
伊豆森林計画区3.所在地
静岡県賀茂郡東伊豆町4.林小班
静岡県賀茂郡東伊豆町天城山奈良本入1533の1国有林732い外5.面積
39.96ha6.設定年月日
平成3年4月1日(1991年4月1日)しらぬたの池のモミ・スギ植物群落保護林に設定。平成30年4月1日 旧しらぬたの池のモミ・スギ植物群落保護林名称変更。
7.法的規制
水源かん養保安林、文化財保護法に基づく史跡名勝天然記念物8.設定目的
モミ、スギ等の針葉樹とケヤキ等の広葉樹が混交する天然林で、原生的状態を保ち、シラヌタの池はモリアオガエルの生息地として知られ、静岡県天然記念物「シラヌタの池とその周辺の生物相」に指定され、学術上貴重である。このため、モリアオガエルの生息地として貴重な針広混交林を形成している群落の希少な個体群を保護するため設定する。
9.特徴
標高240~560m。モリアオガエルが生息するしらぬたの池周辺には、大径木のスギ、モミ、ケヤキが生育する。
保護林の多くは、イタヤカエデや大径木のスギが混生する林分にある。
モミやスギの大径木は多く生育している。
胸高直径で100cmを超すモミが優占し、200cm近いモミも生育する。
上層を構成するモミ、スギは、高齢から老齢木が多い。
モリアオガエルの繁殖環境として重要な、しらぬたの池の周辺環境については、池側面の斜面からの傾倒枝は好適な状態で水面上に張り出しており、モリアオガエルの産卵環境として機能している。
10.保護・管理及び利用に関する事項
禁伐、更新は原則として天然下種更新によることとする。11.保護林モニタリング概要
2020調査概要(PDF : 334KB)12.位置図
しらぬたの池画像(PDF : 691KB)お問合せ先
計画保全部 計画課
担当者:生態系保全係
ダイヤルイン:027-210-1265