(希少76)黄楊(つげ)の峯ツゲ希少個体群保護林
1.森林管理署
伊豆森林管理署2.森林計画区
伊豆森林計画区3.所在地
静岡県賀茂郡西伊豆町4.林小班
静岡県賀茂郡西伊豆町大澤里771の1国有林459い外5.面積
18.85ha6.設定年月日
平成3年4月1日(1991年4月1日)黄楊の峯ツゲ群生地植物群落保護林に設定。平成30年4月1日 旧黄楊の峯ツゲ群生地植物群落保護林から名称変更。
7.法的規制
水源かん養保安林、保健保安林、国立公園第3種特別地域、鳥獣保護区8.設定目的
標高1,000mの風衝地のブナとスズタケ等を主とする天然の疎林の中にツゲが群生しており、天城山では当該地に限られて自生するもので、学術上貴重である。このため、ツゲが生育する群落の希少な個体群を保護するため設定する。
9.特徴
標高950~1,010m。保護林内は、ブナが優占し、ツゲの分布は保護林北側のブナ疎林内の一部に限られる。
ツゲの生育場所は、尾根を境に北側の民有林内に及んでいる。
本保護林に広く分布するブナ林は、雲霧林の様相を呈し、生育しているブナなどの落 葉樹の樹幹には、マツノハマンネングサやオオクボシダなどの着生植物も見られ、特徴的なブナ林となっている。
ブナの胸高直径は50~60cm程度。
ツゲの生育地は保護林の北部である。
10.保護・管理及び利用に関する事項
禁伐、更新は原則として天然下種更新によることとする。11.保護林モニタリング概要
2020調査概要 (PDF : 339KB)12.位置図
黄楊の峯ツゲ(PDF : 702KB)お問合せ先
計画保全部 計画課
担当者:生態系保全係
ダイヤルイン:027-210-1265