（希少71）京丸山（きょうまるやま）キョウマルシャクナゲ希少個体群保護林

1．森林管理署

天竜森林管理署

2．森林計画区

天竜森林計画区

3．所在地

静岡県浜松市

4．林小班

静岡県浜松市地頭方2946国有林、灰縄山60国有林、奥山205内国有林438に外

5．面積

37.49ha

6．設定年月日

昭和48年4月1日（1973年4月1日）京丸山のシロヤシオ・キョウマルシャクナゲ植物群落保護林に設定。
平成30年4月1日 旧京丸山のシロヤシオ・キョウマルシャクナゲ植物群落保護林から名称変更。

7．法的規制

水源かん養保安林、自然環境保全地域特別地区、鳥獣保護区

8．設定目的

キョウマルシャクナゲは当地を基準標本の産地とする貴重な植物であり、当地域に群生するシロヤシオとともに学術上貴重である。
このため、キョウマルシャクナゲやシロヤシオが生育する群落の希少な個体群を保護するため設定する。

9．特徴

標高1,020～1,470m。
京丸山（標高1,469m）から灰縄山の稜線に位置する天然生林である。保護林内の東側は胸高直径20～80cm程度のブナが優占して低木層から草本層にシロヤシオがみられる。
また、西北側は胸高直径30～50cm程度のツガが優占して低木層～草本層にキョウマルシャクナゲがみられる林相となっている。
キョウマルシャクナゲの分布は、保護林内の前述の範囲に限られる。

10．保護・管理及び利用に関する事項

禁伐、更新は原則として天然下種更新によることとする。

11.保護林モニタリング概要

2023調査概要(PDF : 5,251KB)

12.位置図

京丸山キョウマルシャクナゲ(PDF : 615KB)