(希少48)高尾山(たかおさん)モミ希少個体群保護林
1.森林管理署
東京神奈川森林管理署2.森林計画区
多摩森林計画区3.所在地
東京都八王子市4.林小班
東京都八王子市高尾町2181番1の内国有林、南浅川町4149番国有林238に外5.面積
4.85ha6.設定年月日
平成2年4月1日(1990年4月1日)平成30年4月1日 旧高尾山モミ植物群落保護林と旧大平モミ植物群落保護林を統合。
7.法的規制
保健保安林、国定公園第1種特別地域、都道府県立自然公園第3種特別地域、鳥獣保護区特別保護地区、鳥獣保護区8.設定目的
モミの天然分布の限界と言われている暖温帯上部から冷温帯下部に成立しているモミ林で、植生分布上及び学術上貴重である。このため、分布限界のモミが生育する群落の希少な個体群を保護するため設定する。
9.特徴
標高200~380m。本保護林は、高尾山の北東麓と南麓に位置しているモミ群落を飛び地指定したものである。
モミを主体とし、スギ、アカマツ等から成る天然林である。
当地域は高尾山の天然林のうち、最も広範囲にモミ天然林が分布する。
高木層、亜高木層にはモミが優占し、アカマツ、カヤ等の針葉樹やカシ類、ブナ、コナラ、ケヤキ等の落葉広葉樹が混在している。
モミの純林も多く見られる。
保護林内は、胸高直径30~60cm程度のモミが優占している。
10.保護・管理及び利用に関する事項
禁伐、更新は原則として天然下種更新によることとする。11.保護林モニタリング概要
2024調査概要(PDF : 284KB)12.位置図
高尾山モミ(PDF : 815KB)お問合せ先
関東森林管理局計画保全部計画課
担当者:生態系保全係
ダイヤルイン:027-210-1158